小春節7：年々高く！と願う気持ち(微笑)

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楽しんできた食の締めくくり、あぁ、嬉しい！ 私の大好きなお餅を、今年はいただくことができました。



■年(米羔)餅 ：甘餅の煎り焼き
甘く、香ばしい、むっちり＆もちもちした食感の、素朴で美味しい、独特のお餅です。

このお餅は、手間がたいそうかかり、10時間ほど蒸して作るのです。冷めてから、大きな硬い塊から切り分けた、薄い餅を、再び蒸籠で蒸して、卵をくぐらせて、煎りつけて、供されています。

惜しまぬ手間は、祝い餅だからこそ！(微笑)

(米羔)と言う字は子羊を意味し、新年のお祝いに子羊を供したことに由来するそう。そして、音が「高い」と同じことから、年々高くなるように！の願いを籠める、祝い餅です。

伝統食をいただく時、その文化背景を知って、敬意を以て向かいたい、と思います。家族や毎日の暮らしを大事に思い、健やかな未来を願う気持ちに、国境はないはずです(ニッコリ)。

■慶、学芸大学駅西口


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小春節 6：満腹でも(笑)水餃子

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■大きな水餃子♪



シェフは蛋白質のしっかりメインを考えていたようですが、色々たのしんできた我が家は、満腹です(笑)。
ふっくらお肉、噛む楽しみのある皮の美味しさのわかる、水餃子を所望しました。

ちょい辛のたれをつけて、ゆっくり楽しみます。餡を包む皮の美味しさも、また点心の醍醐味だと。ちょうど良い、という大事さを(ニッコリ)。

今年は豊穣祈願が、ちょい多めかしらん？！(笑)


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小春節 5：金塊を模すパイ(微笑)

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■叉焼パイ

常から気に入りの、さくさく…を重ねた、シェフのパイ。ふくふくの香ばしい香りが拡がります。
金塊にみえますか？(ニッコリ)

日本の御節料理の考えかたと近しく、春節料理は「形」に見立てや象徴があり、そこに言葉を重ねて祈願します。
「こぶし」形は「金塊」に、「袋」は「収穫の袋」で、いずれも「豊かさ、豊穣」への祈願です。
「長い」形は「髪」で、「連なる」「重なる」形とあわせて、「長寿」や「子孫繁栄」を祈願します。

豊穣と長寿……国境を超えて、人の願いに変わりはないと、微笑ましく思うのです。


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