夏にはクワガタやカブトムシが集まるヤナギの樹が食草園にある。根元に食草になるサルトリイバラなどのツル性植物を植え込んだのだが、程なく全て取り去られてしまったのが昨年の初夏の事。
トンボ池を造成するために葦原を刈り払って、葦の始末に困り、日陰になって他の植物を育成し難いヤナギの根元に集積したのが昨年末だ。その後も選定や除伐した小径木なども集積しておいたのだが、夏の三ヶ月間留守にしていたら、ヤナギの根元まで踏み分け道が出来ていた。
ご丁寧にドーナッツ状の集積部分は一部が崩されて木の周囲も踏み固められている。毎年、シーズンになると来訪者があるのは痕跡で知っていたが、執念たるや凄いものだ。殆どが夜間や早朝に来ているのだろうから、一度も出会う事は無いままだけれど、そこまでして欲しいのだねえ。