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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマハギを救う?

2011-10-15 | 今日は真面目に

Photo_2   通路脇、幼樹の下草刈りをしながら台風15号で折れたヤマハギの所まで上った。複数あった主幹は全て折れているが、折れた先の葉は一部を除いて健在だ。もう成長期ではないので自己修復する可能性はないが「それでも…」と思い支柱をして起こしてみた。

 折れていても元気な枝葉を全て立てる訳にもいかないので、折損部の状態の良い一本だけである。準備もしてなかったから応急のひと括りではあるが癒合し組織が修復されることを願うばかりだ。

 こんなことで回復するかは心もとないのであるけれど、身体は動かないし、これでダメならダメで諦める事が出来る。所詮は事故慢足、いいえ自己満足?!。

    萩に風全枝は折れて突っ伏すも青葉のままに秋となりける


ありふれているけれど

2011-10-15 | 小父のお隣さん

Photo_9  庭の一角に目が止まった。キアゲハの幼虫だった。例年だと三つ葉の茎に群がるほど目に付くのだが、今期は草茫々で埋もれてしまい親蝶が近づけない。

 僅かな場所を見出して産卵した様で、すぐ目に留まる大きさまでに育っていた。すでに葉は無くて茎だけである。

 少年時代、アゲハ類は、この幼虫しか知らなかった。他の蝶の幼虫といえばモンシロチョウの青虫だけである。他にも蝶が沢山いたのだが、幼虫の種類は限られていたように思う。

 アゲハ類の幼虫では、これだけが派手な姿だ。ありふれている、と言えば胡麻につく蛾の幼虫も巨大で恐かった。尻に剣があるので、更に威嚇度を上げる。剣をつまんで「ヒャア、ヒャア!」と騒いだ頃が懐かしい。