演説は自分のつぶてぶら下がり藪から棒じゃ泥に逃げ
徐染より先に命じる原則は余分言わない目立つを封ず
三猿の三原則に勝ること突出余計しない派手なし
泥の中潜れば安心Loach様八方泥地は安全運転
太平の極楽なれば中庸の見ない言わない聞かず肝要
潮干狩り用の貝堀りにアルミの長柄をつけて、トンボ池の水面を覆ってしまったミゾソバを引き上げた。思った以上に良く引けたのだが、陸に揚げて見ると、これが結構嵩張るのだ。
ついでにミズアオイも、水面がつながるように少々引き上げた。ミズアオイの花期は既に終了しているが、引き上げて見ると水面下には種子の鞘が着いている。
これが「ヒシ」だったら、栗の実に近い味がしたのに…と行儀の悪い性質が出てしまったけれど、それはそれ、周囲に誰もいないから気付かれる心配などさらさない。そういえばヒシの実など随分ご無沙汰だ。
ミゾソバの花は可憐だが、草勢は他を圧倒する。こういうのは、こういう環境に御免である。水面が開かれたら、早速トンボが産卵を始めた。もうアカトンボの仲間ばかりで、稀にヤンマが通り過ぎる。