トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥鰌はいない

2011-10-25 | 小父のお隣さん

Photo_2 Photo_3 Photo_4

 泥水地を覆っているミゾソバやイヌタデなど抜き取って水面を出していたら動くものがある。サワガニやカワニナなどだ。トンボのヤゴは確認できなかった。水辺には一匹だけ糸トンボがいた。泥鰌はいない。

 サワガニはともかく、カワニナの生存は危ぶんでいたのだ。今日、泥の中でも生き残りがいたのでほっとした。幼虫は見なかったが、この一帯は蛍の発生場所でもあるからだ。水辺の回復は今期からだけれど、この結果、トンボや蛍の発生が増えてくれると嬉しい。まあ、これは「お楽しみ」の内だ…。

 気になるのは、ようやく馴染んできた水辺にタモを持った親子連れが散見できるようになったことである。市内でメダカを掬える水辺など無いから気持ちは判らなくはないが、たかだか10坪程度の水溜りである。お持ち帰りでは、すぐ消滅だ。口コミなのだろうが、これも一種の風評被害か…。