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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマユリ結実

2011-10-19 | 今日は真面目に

Photo_3  人工授粉させて位置を忘れていたヤマユリを、会友のM氏が記憶していて「トレイル横だから」と示してくれた。緑の園芸支柱が立っていたから記憶がよみかえったけれど、ヤマユリの茎が見えない。「盗掘された!」と思ったのは一瞬で、種子の重さで倒れる寸前だったのだ。

 3株に一個づつ種子を詰めた鞘があった。まだ採集して播種するには早いから、確認だけで済ましたが、この分だとトレイルより上部の急斜面の藪の中も、採種できる株が残っている可能性が大きくなった。

 現状では、背丈を越えるヤブマオやアザミが密生してしまったから、造林鎌で刈り払いながら通路をつけないと確認は不可能である。でも、小生は急斜面を上り下りできる能力は無いから直下まで到達する、が次の目標か。あとは人任せだ。


不人気の行方

2011-10-19 | 遊び子は

Photo  Photo_2

 草刈りは一旦休止して、祭りへ出品する細工物を作っている所に、いつものメンバーが押し寄せた。今日は、この一帯で遊びたかったのだろうが、小父さん達がかまどで化粧炭や電動工具で材料取りをしている場所では伸び伸びと遊べなかったに違いない。

 小屋から木材を出した時にカマドウマがくっついて来た。夏の頃は戸を開けただけで物陰に隠れてしまうすばしっこさだけれど、気温が低いせいか動こうとしない。お陰でゆっくりと撮影できたが、一行が拠点まで来る様子だったから虫篭に入れておいた。

 子供達はと言うと、どうだったのだろうか。担当に渡しただけで首尾は見ていないが、ママ達の騒ぐ声だけが聞こえてくる。「便所にいる」とか「トイレコオロギ」とか「キモイー」とか、そんな声ばかりで盛り上がっていたような…。

 考えるまでもなく、このマダラカマドウマは先祖代々トイレには住まなかった一族だと思うのだが、先入観とは恐ろしい。やっぱり人気はなくてお持ち帰りにはならなかった。それはともかく、斑のカマドウマは初見である。

            カマドウマ風評被害で受け手なし