人工授粉させて位置を忘れていたヤマユリを、会友のM氏が記憶していて「トレイル横だから」と示してくれた。緑の園芸支柱が立っていたから記憶がよみかえったけれど、ヤマユリの茎が見えない。「盗掘された!」と思ったのは一瞬で、種子の重さで倒れる寸前だったのだ。
3株に一個づつ種子を詰めた鞘があった。まだ採集して播種するには早いから、確認だけで済ましたが、この分だとトレイルより上部の急斜面の藪の中も、採種できる株が残っている可能性が大きくなった。
現状では、背丈を越えるヤブマオやアザミが密生してしまったから、造林鎌で刈り払いながら通路をつけないと確認は不可能である。でも、小生は急斜面を上り下りできる能力は無いから直下まで到達する、が次の目標か。あとは人任せだ。