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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**窓辺

2011-10-17 | 感じるままの回り道

 返されて銀葉を見せる萩の枝花びら散らす大風の昼

 台風にあおられ揺らぐ百合の葉の裏に抱きつく空蝉ひとつ

 坪庭にクツワムシらが鳴きたもうこれも怪我ゆえ草取れぬゆえ

 名月は去りてあかつき臨む空ただ一時はすみれに染まる


通せんぼは良いのだが…

2011-10-17 | 今日は真面目に

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 夜半の激しい風雨の後、日中は快晴の予報を信じてフイールドに向った。だが駐車場手前のS字カーブで停車せざるを得なかった。アラカシが根返しをおこして林道に倒れこんでいたのだ。

 手前の駐車場に止めるか、倒木処理するか迷ったのだけれど、荷物を運ぶには体が頼りない。結局、枝打ち用の鋸は車に備えてあったから、それで腕の太さ程度の枝まで切り刻んで車が通れるようにした。道路わきに逆さまになっている主幹は、処理中に入ってきた会友のA氏が、拠点小屋までチェーンソーを取りにいって処理してくれた。

 思わぬ作業で準備体操どころではなかったが、一汗かいてしまったのだ。惜しいことに、この樹はシーズンにはカブトムシが寄り付く樹だった。アラカシなのだが「どうしてアラカシに?」と思いながらシーズンには徐行しながら幹にカブトムシを見出すのを楽しみにしていたのである。

 根こそぎ倒れたから再生は不可能。楽しみが減ってしまった…。新聞記事に、周辺のハイキングコースが台風十五号の倒木で、通行禁止になった部分が多々発生したとあった。現状では踏破力がないから処理には行けないが、この処理でさえ足元不如意でオタオタだった。情けない話である。