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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

残り物にありつく

2011-10-05 | 何よりの楽しみ

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 作業に来ていた会友に尋ねたら「まだある」との事だったので、拠点の栗林まで上った。斜面は右足を上に上げ、左足を曳き添えると言う、なんとも効率の悪い上り方だが、これが精一杯の実力だ。

 数はなかったが両手に山盛り拾う事が出来た。レンジで焼き栗にしようか、茹栗にしようか迷ったのだが、結局は茹栗にして食べる。シーズンも終わりになってようやく「初物」をいただいた。

 下る途中に実生の栗の若木があるのだが、今年初めて着果した。まだ毬は青く、見た目は晩生種の様である。ただ毬は大振りなので中身も大果を予想させる。10月も中旬以降の成熟だろうと見当をつけているが、楽しみな一本だ。果樹の実生は「良い実が少ない」と言われるが、昨年に初着果した栗も大振りだったから、今回も期待がある。その上「晩成種」となればなおさらである。「うふふ!」なのだ。


*愛人関係

2011-10-05 | 大震災

         越後屋は菓子折り小判もたれあい

         安全は羊頭腑肉隠しあい

         官民の世論誘導仕込みあい

         説明会西も東もやらせあい

         馴れ合って語るに落ちるなすりあい

         口開けて餌来るを待つ識者哀


トンボ池の草取り

2011-10-05 | 水辺環境の保全

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 ミゾソバに席捲されていたトンボ池の周囲の草取りをする。左脚を曳きずりながらだが、左脚をやや広げればしゃがみこみも可能になったから手が届くのだ。

 ゴム引きの軍手を忘れたし、皮手袋では具合が悪いから素手での作業になった。少しだけだったが終わった後はザラザラの掌になってしまった。ミゾソバは茎や根を長く伸ばして周囲を覆いつくしていたが、引き抜けば多くが一緒に抜かれるから楽と言えば楽である。

 抜き取られて水面や泥地が出たところでは、すぐトンボの産卵が始まった。草を抜く周辺にはアカトンボが群れて来て一時の至福だ。泥に産卵しているのはノシメトンボ、小振りというか細身で連結したまま泥に尻尾をたたきつけていく。海の干潟と同じく泥水地の価値を実感する一瞬でもある。

 池中央部は手が届かないので、長柄にした貝堀りで手繰り寄せて取るつもりだが、ミズアオイの処理はその後の水面如何である。ミズアオイも絶滅危惧種と聞くので少々気後れはするのだが…。