トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シュレーゲルアオガエル初鳴き・ヤマアカガエル初見

2018-03-04 | 小父のお隣さん
 11時ごろ、泥水池巡回のおり、かすかに鳴き声が聞こえた。耳を澄ませていると確かに鳴いている。鳴き声のする方向は上の棚のようだけれど探したところで姿を見つけるのはまず不可能なシュレーゲルアオガエルである。
 当地14:00の気象情報では22℃まで気温が上がったが、それより3時間前では20℃未満だろうか。測候所は市街地、鳴いたのは谷地だから数度は気温差があるだろう。ともかくもカエルの鳴き声を聴いた。弥生である事を実感する。

 一方、駐車場の補修で採土していたらカエルが出てきた。腹部が膨満して越冬前の姿そのままで驚いた。もう少しゲッソリと痩せこけていると思っていたから…。
 種類は採土していた環境から「ニホンアカガエル」ではないかと推定しているのだが、素人の小生では「タゴガエル」と区別がつくはずもなく、林内で見ればタゴガエル、平地ではニホンアカガエルと申し開きするだけだ。間違ったところで個人内差の事象だから納得していればそれで済む。

 ニホンアカガエルとヤマアカガエルの区別をすぐ忘れてしまう。兄から電話があった時も判断できなかった。今回は写真とネット情報を照らして「タゴガエルでなければニホンアカガエル」とした。ヤマアカガエルは体側線が耳のあたりで外側に出ていく違いがある。まあ、明日には忘れているだろう。朝食に何を喰ったか覚えてもいないのだから…。

                 

採餌の跡かもしれない…

2018-03-04 | 感じるままの回り道
 ここ何回か水回りに行くと泥水池がドタ濁りになっている。猪かと思ったりしたが池の全てが均一に濁っているから猪の行動では無い。

 そこで思い出したのは数年前にコガモの群れが上の池に飛来していた事があった。おそらく渡りの途中で立ち寄ったのだろうけれど、今回も種類は確認できないが水鳥の群れであろう。泥浚いが遅れアオミドロやシャジクモなど藻のコロニーが随所にあったから食べて行ったのだと推測した。
 しつこい水田雑草として繁殖するチゴザサかコブナザサの類も越冬株があったから、これも餌の対象になったかどうか、水が濁っていては分からない。

 食痕としてもう一か所、これは水鳥が餌食になったのではないが猛禽類なのか四足によるのかは不明な食痕があった。この灰色の羽毛を残し命の糧になったのは鳩類なのかどうか、これも小生には判りかねるが、まあ、営みは粛々と続いている…。小生的には食物連鎖が続いている事はOK牧場なのだが誰もこんな事は気にしない。