トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マメザクラ開花した

2018-03-15 | 小父のお隣さん
 駐車場のマメザクラが一挙に開花した。二日続きの暖かい陽気にほころびてしまったのだろう。樹高は大人の身長程だから顔を上げる必要はないのだが、花が下向き咲きなので写真映えしない。下側から写すと背景が明るくなるから花は暗くなりがちで、枝をひねり花に光を当てると不自然に見える。
 まあ、開花したのが分かれば良い写真だから文句も言えない…。

水源地での作業

2018-03-15 | 水辺環境の保全
 この日11日、水源地で強制通水を行う予定ではなかったのだが完全断水した結果、ニホンアカガエルの卵周辺の水位が下がっていたから急遽ポンプを積み込み作業を行う事にしたのだ。週末・休日は車両が増えすれ違い出来ない農道ではストレスが溜まるから平日に予定したものの、卵塊が露出するようでは一大事である。

 強制通水で40分、排砂通水できただろうとの見込みで作業を終了。この間、待っているだけでは所在ないから流路の補正を行った。取水升の上部で別れている流路を左岸に集約してみた。これで集水路に流路が一本化され漏水の損失も減るはずだけれど、一方では流速や流量が増え取水升が埋没するリスクは多くなる。
 それでも水を逃がしてしまう河床の浸食は遅らせる事になるだろうから手間惜しみは出来ない。産まれた当時から水飲み百姓の家柄なので手間暇かかるのは慣れている。まあ、早い話が「貧乏暇なし」「辛抱、時を選ばず」と言う事で…ジッと手を見る、腰擦る。
      分裂している流路    ➡  取水升側に集約


 強制送水の結果、吐水口に水が戻った。手水桶もそこから流れ出た池の部分も茶色く濁っている。少なからず排砂の効果があったはずで、吐水量は少なめだけれど一晩おけば所定の量に復活するだろう。測定は翌日にする。
                吐水口の濁り     池流入部の濁り

 翌日、吐水量を測定した。毎分24ℓだったから最大吐水量が復活していた。残るは水源地河床の保全作業だが、必要最低限でも躊躇したい作業量がある。やらねば崩壊に至るし水辺は成立しなくなる。ホント瀬戸際男子の高年期で、冷汗タラタラ眩暈を覚えそう…。