トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ペンペンクサも生えん!

2018-03-16 | 小人閑居して憮然
 凍結期に散々踏み荒らされた泥水地の法面「きっとそうなる」と思っていた通り草萌えもしてこない。多少は踏み荒らしに遭った部分でさえ緑が見えているのにである。
 理由は簡単で法面から氷盤に降りるのに擦り足で表土を削り摩耗させてしまった事に尽きる。業を煮やしてロープを張ったが植生が回復するには梅雨明けまでかかるだろう。痕跡がわからなくなる植生に戻るには秋風を感じる頃まで待たねばならない。

 その前に崩された畦、堤、法面に浚渫土を盛り上げ復旧しなければならないから被害に対する回復作業は甚大とも言えるのだ。あの活動体は氷やメダカ、オタマジャクシ等で歓声を上げつつ癒されるのだろうが環境や小生は痛めつけられるだけで「嫌」されているに過ぎない。
 修復の完成を見たところで「三途の河原」の小石積みに等しいので歓声は沸かないし泥まみれになっただけで泥オチもないのだ。

 「楽しんで荒らして終わる」環境教育活動と銘打って行う穴の始末を何故やらねばならないのかと理不尽さが胸を覆うけれども、森友加計の事態を思うまでもなく傲慢不遜我田引水は世の常なのだろう。
 この環境破壊も一言で言えば「指導者に見識が無い」と言うより「見識のないのが指導者となっている」事に尽きるのだ。数年前に一通り話ししてあるのに自分達が何をしているか全く認識出来ていない。
 まあ、棚上げ田や霞が堰の泥に染まったあっちの人達は十分わかってやっている事が大きく異なる点だとしてもだ。なんたってエリートで頭脳明晰だもん。

 隣の公僕ちょっと話せ ボスが怖くて話せません お釜をかぶってちょっと話せ それでも怖くて話せません あの書が欲しい あの書じゃ分からん この書が欲しい この書じゃ分からん (ジャンケンポン) 買って嬉しい土地一匁 国の根幹真っ赤っか 民の薬缶は沸騰中 新作動揺ハア…。 

出来るかなムーミンハウス 5(キッチンとストーブ)

2018-03-16 | 何よりの楽しみ
 家の骨格が一段落したので台所とストーブの位置を決めねばならない。それに合わせて階段を設置する。二階の床と天井には昇降するための開放部も必要だ。ここに至って初めて壁を取り付けられる。
 元より原作の様な小部屋沢山では中が見えないのでシンプルに一階は応接室兼リビングと台所、二階は二部屋がいいところだ。天井裏に明り取り窓が必要なのだがこの段階では屋根の葺き方と同じで具体案は無い。模型ではないから「省略して単純に!」を常に念頭に意識していないと横道にそれるのは毎度の事なのだ。

 内部の制作構想は階段が設置されなければ進まない。壁や釜戸などは制作しやすいものの。円筒形の内壁に沿って立ち上がるらせん階段風になる階段は、その立体形を仕上げるのに苦労した。
 階段位置が定まり、これに合わせ台所とストーブを置く事にした。寒冷地構造となるとストーブの周囲に風呂場を設えたいところなのだが住宅模型では無くフェギアと遊ぶハウスなので細密さは省略し内部は単純にする事にした。部屋割りはせず、台所とセンターストーブが唯一の住宅設備で、余裕があればテーブルとベットくらいは用意する。まあ、これは演出物と割り切ろう。

 台所は階段下の空間を利用して配置した。流し台、調理台とコンロとストーブはL字に配置できた。ストーブからの煙突は室内のほぼ中央部を直立し屋根に抜けるが、欲を言えばもう少し外側に配置したほうが外観的には良かったかも…。暖炉の様に壁際配置も構想したのだが「暖炉でなくストーブ」にした事の忖度妥協の結果である。

  階段下の空間をキッチンにし暖房用のストーブと一体化   煙突の立ち上げ状態