トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ダゴガエルの愛の巣だった…

2018-03-17 | 小父のお隣さん
 数日前の事、ヒキガエルの産卵があって日中も親ガエルは池でボッチャボッチャしていた時を同じくして取水管の中でも動きと鳴き声があった。それですっかりヒキガエルと思ったのだが誤認だったようだ。

 その時から数日経たにも関わらず同じ状況が続いている。主は管内にいて鳴き声に同調し水面に波紋が出てくる。タゴガエルの大きさから言って波紋の大きさが気になる処だけれど、アマガエルの鳴く場面を思い出すと頬の袋は結構大きく膨らむ。まあ、指を突っ込んでも波紋は出るから波紋を発生させるエネルギーにはなるだろうと納得した。

 そこで疑問が芽生えた。タゴガエルは地下の洞窟内などで求愛産卵すると何かで読んだが、取水管をそれに見立てる事は出来ても常時水流が有る。産卵したら池に流れ出てしまうのは必至だ。林道擁壁の水抜き管で愛の巣を営んでいるのは毎年の事なのだが卵もオタマジャクシも見た事が無い。
 管内のカエルははたしてタゴガエルなのか産卵するのか確認したい誘惑は水見回りの度に湧き出るけれど「蛙にストーカー」なんて見出しは洒落にもならんから想いは胸のストッカーに収めそのまま家に帰る。