最大の難関、屋根の骨格を組む。建物は円筒形で屋根は円錐形のため組み付け構造に一工夫必要だった。外壁の柱にドーナツ状の軒桁を置き、ここから垂木を伸ばす事にしたが円錐形のため在来工法で言う棟木に相当する部分が無いのだ。
建築の知識は無いかっら手っ取り早く尖塔部は木工旋盤で削り出し、ここに垂木を集中させる方法を採った。実際の建築では木組み構造なのであろうが、そこまで精緻にする仕事でもないし、要は外見と強度が保てれば良い。
柱材から円筒形に加工 ➡ 木工旋盤で尖塔部を削り出す
尖塔部の削り出しは手間暇掛かる作業では無い。これとドーナッツ形の軒桁に渡す垂木の接続が難関なのである。平屋根と異なり円錐屋根では部材を渡しても滑り落ちてしまうだけで骨格がまとまらない。位置を正しく出すためにホゾ組み加工をしたところで安定には至らず、就寝前の妄想でワイヤーで締め求心力を与えれば何とかなるだろうと思い至り、さっそく翌朝、朝食もそこそこ、フイールドには出かけず工作する羽目になった。まあ、耕作より工作の方が面白い。
棟木に当たる尖塔部とリングの軒桁、垂木に切込み加工を施し仮組みして塩梅を確認したらまずまずの形態だった。これで「良し」として釘とボンドで接着、固着するまでの間に下地板を切り出した。
この下地板、当初は垂木の上を覆う心算だったのだが薄いバルサ材では強度が心配で、結局は杉板で垂木と垂木の間にはめ込む事にする。この方が屋根が厚ぼったくならずに済むだろうし、円錐形の表面加工をするには厚みのある板の方が削り慣らし易いとの算段もあった。
下地板の取り付けは建物の柱と床を組んでからでないと張れない。柱の上端に軒桁を固定する順序では下地板を張ると釘固定が不可能になるからで接着剤だけでは心もとない。
屋根組みの部材 ➡ 仮組みで確認 ➡ 下地板を用意する
建築の知識は無いかっら手っ取り早く尖塔部は木工旋盤で削り出し、ここに垂木を集中させる方法を採った。実際の建築では木組み構造なのであろうが、そこまで精緻にする仕事でもないし、要は外見と強度が保てれば良い。
柱材から円筒形に加工 ➡ 木工旋盤で尖塔部を削り出す
尖塔部の削り出しは手間暇掛かる作業では無い。これとドーナッツ形の軒桁に渡す垂木の接続が難関なのである。平屋根と異なり円錐屋根では部材を渡しても滑り落ちてしまうだけで骨格がまとまらない。位置を正しく出すためにホゾ組み加工をしたところで安定には至らず、就寝前の妄想でワイヤーで締め求心力を与えれば何とかなるだろうと思い至り、さっそく翌朝、朝食もそこそこ、フイールドには出かけず工作する羽目になった。まあ、耕作より工作の方が面白い。
棟木に当たる尖塔部とリングの軒桁、垂木に切込み加工を施し仮組みして塩梅を確認したらまずまずの形態だった。これで「良し」として釘とボンドで接着、固着するまでの間に下地板を切り出した。
この下地板、当初は垂木の上を覆う心算だったのだが薄いバルサ材では強度が心配で、結局は杉板で垂木と垂木の間にはめ込む事にする。この方が屋根が厚ぼったくならずに済むだろうし、円錐形の表面加工をするには厚みのある板の方が削り慣らし易いとの算段もあった。
下地板の取り付けは建物の柱と床を組んでからでないと張れない。柱の上端に軒桁を固定する順序では下地板を張ると釘固定が不可能になるからで接着剤だけでは心もとない。
屋根組みの部材 ➡ 仮組みで確認 ➡ 下地板を用意する