トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ニホンアカガエル?の産卵

2018-03-06 | 小父のお隣さん
 24時間降雨量93mmほど、これくらいだと水辺に被害が出ている可能性があり、何をさておいても水見回りだ。被害は別の記事に譲るがサプライズがあった。水辺でなく陸上にカエルの卵塊があったのである。
 卵塊の形状からヒキガエルでは無くアカガエルのそれと判断したが、間違っていてもどうと言う事もなく小生個人の認識だから構わない。

 場所が場所だけに水中に戻そうと思ったものの「まてよ!」と思ったのは、数年前に泥水池1に産卵があったのだが数日も経ないうちに足跡だけ残して消えてしまった過去がある。これでは水に戻せない。結局は自宅に持ち帰り孵化するまで管理する事にした。
 1卵塊にしては大きいと思ってみていたが、掬い取りバケツの水の中に浮かべたら2卵塊に分かれた。小生の扱いが悪かったのか判然としないものの、1卵塊が握りこぶし大だから2卵塊なのだと勝手に判じる。

 すぐ上の兄のフイールドでのニホンアカガエルの産卵は1月下旬に始まり、すでに孵化した卵塊もあると言う事だったから当地では「遅い」に違いないが、それよりも産卵場所として寄り付いてくれた事実の2例目なので、これはサプライズでなくても嬉しい。

 さて、「何故、陸上だったのか?」については、夜間の降雨中たまたま水溜りが出来たためだろうと推測した。周辺も巡回しながら卵塊を探したが発見できなかったが、ウグイスのさえずり始めが聞かれた。毎度のことながら「お前、ウグイスか?」と言いたくなる稚拙さである。

    陸上に産卵された      自宅で孵化するまで保護する

池の魚、動き出す…

2018-03-06 | 小父のお隣さん
 二月末から池にメダカが見えるようになった。それと前後してドブガイとカラスガイ、マシジミが外殻を砂底から一部を見せるようにもなってきた。これで「無事越冬したのだ」と理解できる。

 マシジミ1個とカラスガイ1個が全体を露出させていたが、これは既に絶命した個体で、どういう訳か水中に全身を現す事が多い。越冬期間中に給餌を停止していたわけではなく、植物性乳酸菌、乳酸菌錠剤、豆乳、ヨーグルトの用器を池で洗う等々しつつエネルギー供給は間歇的に実施していた。
 試みに「青汁パウダー」一包を散布したりしていたのだが、この効果は分からない。ミドリムシ粉末が貝類の餌に良いのではと思いつつ100g1万円程度の価格では手を出しかねている。

 メダカの姿が見えるから給餌を開始し始めたが、給餌後しばらくすると水底にタナゴが姿を現してきた。越冬中に魚類の給餌はしなかったのだが魚体はふくよかで元気そうである。今季は産卵してくれそうな予感、というより希望的観測が頭をもたげるけれど、今までの様に池内孵化は断念し水槽で孵化を待つことにする。

 今まで産卵期に産卵管を出した魚体は複数いたのだが孵化体は一匹も確認できていない。稚魚かと思い水槽で確認飼育しても全てがクロメダカだった。クロメダカの稚魚が生育できるからタナゴの稚魚も生育できる環境だと思いつつ「水槽孵化」の成績が抜群なのを聞くと小生も試みなくてはならぬ。
 さて、その産卵期だがタナゴ群を観察している限り、現在のところ産卵管は見えないし貝周辺をうろつきまわる行動も無いのだが準備だけはしておかなければと気がはやる。
 水温7度ほど        越冬できなかったカラスガイとマシジミ