トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カルガモ飛来した

2018-03-26 | 小父のお隣さん
 上の池にカルガモが飛来した。数日前にはカワセミの姿を見ている。水辺のヒキガエルとニホンアカガエルの卵は孵化して賑やかな季節が到来した。
 谷地の桜も開花し始めて、園芸種ではない自然実生樹ばかりのせいか赤い新葉が先なのでヤマザクラ系がほとんどなのだろう。
 
 桜は見上げるだけだけれど、池の水深が気になってしょうがない。山からの土砂が流入するから堰の高さを上げ水深を深めたものの泥土だけが増えていく。カイボリをしたいのだけれどそれだけの人員が集まらない。水深が浅くなれば食糧生産量も魚影も少なくなる一方のはずである。

 さて肝心のカルガモだが、このカップルは飛来当初から人を恐れず、それどころか近くに寄ろうとすると向こうから近づいてくるのだ。この行動で期待しているのは営巣してくれるのではないかと言う事なのだけれど、そのために設えた池中央の巣箱を使ってくれればうれしい。設置してだいぶたつのだが、このままでは利用されず朽ちるだけになってしまう。

 東京中央高速下の川の巣箱には営巣し雛が巣立ったという記事を目にして模倣してみたものの生息環境の違いからか塩梅は絶望的だ。