トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

浚渫土で種付け

2019-07-11 | 水辺環境の保全
 上の池保全の一環で泥浚いを始めた。今まで勢力圏はM氏にあったのだが恐らく一回も行ってい無いはずで、今回が最初であろう。先日、池の中ほどに泥土が流れ込まないように沈泥路を改善したが降雨の後に出てくる吐水穴部にも沈泥路を備えたい。
 それはともかく長柄のジョレンで入りやすい西側の際から作業を始める。ジョレンの先を打ち込んで柄を肩に掛け梃子の要領で先端を泥中に押し込む、そのまま引き上げる事を繰り返す単純作業である。作業を行いつつ「これはシジミ採り」の動きに同じだと思い至った。

 泥土を浚ってもシジミがいる訳でもなくドジョウが2匹出てきただけであるが、そこで「ビビビッ!」ときた。松田聖子でなくとも「ビビビッ!」はやって来る。神仏精霊山神様のご加護は平等なのであった。
 その「ビビビッ!」とは「この泥土を林接する池へ持ち込もう」と言う事である。水は入れているし流れの中に微生物も入っている訳であるものの、泥土そのものを投入すれば「微生物相の完成が早い」のは間違いのない事実だろう。

 そこで一輪車で一回だけ運び投入した。運搬コースに道がある訳でも無いし2回目は行わなかったけれど、まだまだ泥浚いは続くからその折々、その時々に運べば多少の足しにはなるだろう。既にヤブヤンマなどの産卵があるので動物質のプランクトンは必須になっている。

 泥浚い      泥土で接種    ついでに傾斜産卵木を据えた