既に最盛期は過ぎたようなのだが今季はキイトトンボの当たり年と言って良いだろう。水域全体に散開しているものの泥水地の草むらには追い立てられたと見紛うほど姿があった。刈り払っていない草叢の中では1㎥あたり10匹は飛翔している密度だ。やはりキイトトンボの生息環境に合っていると思うと同時に「鮮やかな黄色も保護色なのだ」と感じる。
同じ環境下にクロイトトンボも存在するが、こちらはほとんどが水面スレスレ飛行で視認は容易ではなく体色は保護色として機能している。アジアイトトンボも姿はあるけれど個体数は僅かだ。水域のイトトンボ属も微妙に好む環境が異なるのはあたり前田の暮しに違いない。
水見回りの時、草叢を分け入って行くとウンカの様にキイトトンボが前方部で飛びだす。もう「壮観!」としか言いようはないのだが写真では表現できないし、これは小生独りの密やかな楽しみでしかない。オープンにすれば瞬く間に荒れ放題に荒らされ、姿も消えるはずだ。
その事は既に経験則としても自身の戒めとしても譲れない一線になってしまった。あんまりだと思える程「環境負荷」をないがしろにさせられてまで入り込ませる理由は無い。トンボやカエルにだって安心して過ごせる環境は必要だろう。
「蛍が出た」と聞けば徒党を組んでのツアー、何かと話題になれば行列、佐藤愛子女史ならどう一刀両断するのかなあと想像してみるが何も浮かばない。棲んでる世界も種も違うのだと思うしかなかった。「湧いて出た!何が目出度い」というのかどうか。とにもかくにも「胴突き済んで日が暮れて」の日々である・・・。
今季は水域の補修に追われて連日汗も湧いて出ている。「仕事汗じゃあ、濡れて参ろう」なんて台詞も出ない。

同じ環境下にクロイトトンボも存在するが、こちらはほとんどが水面スレスレ飛行で視認は容易ではなく体色は保護色として機能している。アジアイトトンボも姿はあるけれど個体数は僅かだ。水域のイトトンボ属も微妙に好む環境が異なるのはあたり前田の暮しに違いない。
水見回りの時、草叢を分け入って行くとウンカの様にキイトトンボが前方部で飛びだす。もう「壮観!」としか言いようはないのだが写真では表現できないし、これは小生独りの密やかな楽しみでしかない。オープンにすれば瞬く間に荒れ放題に荒らされ、姿も消えるはずだ。
その事は既に経験則としても自身の戒めとしても譲れない一線になってしまった。あんまりだと思える程「環境負荷」をないがしろにさせられてまで入り込ませる理由は無い。トンボやカエルにだって安心して過ごせる環境は必要だろう。
「蛍が出た」と聞けば徒党を組んでのツアー、何かと話題になれば行列、佐藤愛子女史ならどう一刀両断するのかなあと想像してみるが何も浮かばない。棲んでる世界も種も違うのだと思うしかなかった。「湧いて出た!何が目出度い」というのかどうか。とにもかくにも「胴突き済んで日が暮れて」の日々である・・・。
今季は水域の補修に追われて連日汗も湧いて出ている。「仕事汗じゃあ、濡れて参ろう」なんて台詞も出ない。

