月例会は「刈り払い」だった。小生はずーと懸念していた辺縁部の刈り払いに入った。辺縁部も縮小気味だけれど刈り払いを続けてきた範囲は「ウルシ」を植栽したくて維持してきた部分なのである。苗木の当てはあるのだが「かぶれる体質」なので踏ん切りがつかないまま経過している上に昨年、県の担当者と話が出来る機会があり、その旨を伝えたところ「県と市で伝統産業の見地からウルシ植栽協議中」で差し止められてしまった。
さて、今季は水辺の手入れが連続して刈り払いに入れなかった。そのため辺縁部はセイタカアワダチソウのコロニーみたいになってその中にススキが負けじと肘を張っている。刈り払いたい範囲は背丈よりも高く伸びていて二段刈りを行えば刈り倒しは楽になるけれど、結局は力任せに地際から刈り倒しを続けた。
密生部の中央まで進入したら途端に空間が開いた。ススキの株を中心に刈り込んで敷き詰めたように見えた。「誰が何のために、酔狂な・・・」と一旦は思ったのだが、獣道があり泥の付いた伏したススキもあって「これは威之志士様のお休みどころ」なのだと判明。獣道の両脇のアワダチソウにも泥汚れで白っぽいし、道は崖下の三日月池まで続いている。もう間違いなく威之志士様の行為である。
感心したのはセイタカアワダチソウでなくススキを伏せ敷いた事で押し寝かしたのではなく地上20cmほどで噛み切って敷いてあった事だ。どちらが敷き草として快適かよーくご存じなのだ。
辺縁部の刈り払いを行う理由のひとつに威之志士様を近づけない工夫としても必要な手間暇で、今回のように見通しが悪くなる程伸ばしてしまえば威之志士様にとっては前哨基地から定住基地に格上げ出来るほどに世間を席巻出来る見通しが良くなるのである。
もうこの現場は多産主義社会と猛孤奮迅・四肢奮闘している私本主義者の決戦場なのであるけれど結果は知れていて数が圧倒する「多勢に無勢」がお約束。そして私本主義者の小生としては「年寄りの冷や水」あるいは「灯篭に鎌」みたいなもん、として威之志士様からブーッ垂れられておるであろうて・・・。まあ、社会人廃業の現在、何をブー垂れられようと言われようと「耳は聞く無し」だし耳も世間も遠くなったしてなもんや三度笠。
敷き草状況。刈り払い機の軸線方向に獣道
泥付きの伏し床
さて、今季は水辺の手入れが連続して刈り払いに入れなかった。そのため辺縁部はセイタカアワダチソウのコロニーみたいになってその中にススキが負けじと肘を張っている。刈り払いたい範囲は背丈よりも高く伸びていて二段刈りを行えば刈り倒しは楽になるけれど、結局は力任せに地際から刈り倒しを続けた。
密生部の中央まで進入したら途端に空間が開いた。ススキの株を中心に刈り込んで敷き詰めたように見えた。「誰が何のために、酔狂な・・・」と一旦は思ったのだが、獣道があり泥の付いた伏したススキもあって「これは威之志士様のお休みどころ」なのだと判明。獣道の両脇のアワダチソウにも泥汚れで白っぽいし、道は崖下の三日月池まで続いている。もう間違いなく威之志士様の行為である。
感心したのはセイタカアワダチソウでなくススキを伏せ敷いた事で押し寝かしたのではなく地上20cmほどで噛み切って敷いてあった事だ。どちらが敷き草として快適かよーくご存じなのだ。
辺縁部の刈り払いを行う理由のひとつに威之志士様を近づけない工夫としても必要な手間暇で、今回のように見通しが悪くなる程伸ばしてしまえば威之志士様にとっては前哨基地から定住基地に格上げ出来るほどに世間を席巻出来る見通しが良くなるのである。
もうこの現場は多産主義社会と猛孤奮迅・四肢奮闘している私本主義者の決戦場なのであるけれど結果は知れていて数が圧倒する「多勢に無勢」がお約束。そして私本主義者の小生としては「年寄りの冷や水」あるいは「灯篭に鎌」みたいなもん、として威之志士様からブーッ垂れられておるであろうて・・・。まあ、社会人廃業の現在、何をブー垂れられようと言われようと「耳は聞く無し」だし耳も世間も遠くなったしてなもんや三度笠。

