トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

7月定例会

2019-07-28 | 今日は真面目に
2019/07/21(日)9:30~12:00

会員 5名
活動 刈り払い

 一時は活動時20名を越えていた頃もあったのだが経年劣化・経年老化してくるにつれ歯槽膿漏で歯が抜けていく様に減ってしまった。前日が活動日だった隣接のグループは3名で刈り払いをしている。これも時代の趨勢なのだろう。

 小生は辺縁部の刈り払いに入ったのだが、背丈を超えるセイタカアワダチソウの繁茂で、台地に上がるだけでも一汗をかいた。進入路が欲しく台地の肩から刈り払えば倒すのが楽なのは判り切っていても、その方向からの進入は崖が更に急になる。結局「易きを選んで難儀になった」のだ。作業を安全かつ効率的に行うに「方向取り」を間違うと彷徨してしまいかねない。

 水辺を案内していて刈り始めが少々遅れたのでタンクの燃料が切れたのと「昼にしよう!」の声掛けが重なって途中で終了した。他のメンバーは拠点周辺を刈り払っていて、草丈も膝下程度だから面積としては広く作業が出来ている。

 辺縁部の刈り払いは見通し良く保つことで「威之志士様の侵出」を遅らせる効果が認められるから先だって刈り払いをすませたいものの、普段入り込まない用も無い区域を率先して刈り払いたいなんて人情はある訳も無し。
 どこの過疎地域、辺縁部での有害獣の跋扈は「これが大きい」とも聞く。この被害関係の中にも「被害側より加害側が保護される」図式が露骨だ。相手が畜生で無くても「駄目なものはダメ」なのだ。

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七尺竿頭上、只一羽を止まらす

2019-07-28 | 感じるままの回り道
 棚田でカワセミが使っている曲がった支柱 
 棚田のコナギを短冊状に残して除草した。その浅い水面めがけカワセミが降下しては水しぶきを上げる。見るともなく見ていたのだが「一体、何を採餌しているのか?」との疑問が湧き出る。
 除草中に姿を見た生き物はヤゴとアカハライモリ程度、作業しなかった水域にはアメンボとメダカがいた。既に浅くとも水域となった除草部にはアメンボもメダカも入り込んで居るはずだ。

 メダカを咥えた場面は見た事があるけれどアメンボを食べるのかどうかは知らない。それを見ながら思った事はS先生が上の池でカワセミを見ながら「見張り台が欲しいな…」とつぶやいていた姿だった。設置するにはバカ長穿いて池に入らねばならないものの見張り台そのものは簡単である。

 自宅の園芸支柱の長い物二本を使ってみる事にしたのだが、如何にせん、端面は平坦で無く止まり難い形状だ。そこでホームセンターまで出向きゴム足を買ってきて接着した。これなら金属とは異なり滑り難いしつま先にも優しいだろう。
 上の池への設置は棚田より長い支柱だったからゴミとなっていた釣竿の手元をを使い片方にヤマザクラのトンガリ棒を差し込み打ち込んだ。これに添え差し込んだ支柱を結わえて完成した。

 まだ使用状況を見てはいないけれど、棚田の元の竿より快適なんではないだろうかと爺我自賛中である。

 ゴム足装着   ➡    棚田の見張り台    上の池の見張り台