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もう「しまった!」馬鹿阿保の世界であるが、そうそういつもカメラがある訳も無い。車に戻り帰り仕度をしながら未練たっぷりに周囲を見渡したら姿が目に入り葉陰に消えた。これは止まったの解釈でデジカメ携えて忍び足である。気配を消すためにアカボシゴマダラの事は考えず「そーっと、そーっと」を呼吸に合わせ念じた結果、落ち着いて撮影出来た。これは桃色吐息ならぬアカボシ吐息なのだ。「ようやっと撮れる…」。
まあ、現実は産卵で疲労困憊の身体を休ませていただけなのだろうけれど、小生にとっては千歳空港、いいえ千歳一隅の機会だったし写真を撮っての効能はただひとつ「自己満足」。
これでも小生、貴人に対してスマホを向けたり掲げるような失礼な事は断じてしないのであるが報道ひとつとっても「なにか壊れてきた」感は否めない浮き世になってきた。広く水平・平準化すればするほど浅く薄くなるのは道理なのだろう。