エダナナフシなのかナナフシなのかはさておき「無くてナナフシ!」と思ってしまった個体である。
水源地の取水升を清掃しての帰り道、林道上で目に留まった。単色のナナフシなら知らぬふりで通り過ぎただろうに、今回は背負い籠を外して道草を喰ったのである。カメラは背負い籠の中だから籠を降ろさねば撮影できない。
それはそれとして、たかがナナフシに時間を割いたのはその美しさだった。緑色あるいは麦わら色みたいな個体は知っていても「カラフルナナフシ」は見た事が無い。いわゆる「里山のナナフシギ」だった。他の六つは何かという詮索は無視するが、とにもかくにも美しい。標本にしたら色彩まで保つのは難しそう、なんて思いつつ手に取ってしげしげと眺めてみた。
上から見ても横から見ても「遠近どうこう」してみても「美しい」印象は変わらない。変異体なのか普通にあるタイプなのかは知る由もないものの、「吐かせて吐かせてゼイゼイ吐息」で一尾根越え取水地の往復をしなければならない小生にとっては一服の清涼剤だった。車で乗り込んでいたら逢えなかった。
まあ、苦あれば楽あり、手間暇惜しむような振舞いでは小さな生き物には出会えない。大きな生き物には出会いたくない。小さくてもマダニは勘弁してもらいたい。なかなか諸々「耳従う」境地にはなれない小生であった。
要するにいつまでもジタバタしている、と言う事だろうか。達観に至るのは難しい。小生、一節もない軟体、いわゆる日和見オポチョニストかも・・・。孟宗竹の様に節を持った強靭な人間でありたいと思っても妄想蓄もどきのお人柄。
水源地の取水升を清掃しての帰り道、林道上で目に留まった。単色のナナフシなら知らぬふりで通り過ぎただろうに、今回は背負い籠を外して道草を喰ったのである。カメラは背負い籠の中だから籠を降ろさねば撮影できない。
それはそれとして、たかがナナフシに時間を割いたのはその美しさだった。緑色あるいは麦わら色みたいな個体は知っていても「カラフルナナフシ」は見た事が無い。いわゆる「里山のナナフシギ」だった。他の六つは何かという詮索は無視するが、とにもかくにも美しい。標本にしたら色彩まで保つのは難しそう、なんて思いつつ手に取ってしげしげと眺めてみた。
上から見ても横から見ても「遠近どうこう」してみても「美しい」印象は変わらない。変異体なのか普通にあるタイプなのかは知る由もないものの、「吐かせて吐かせてゼイゼイ吐息」で一尾根越え取水地の往復をしなければならない小生にとっては一服の清涼剤だった。車で乗り込んでいたら逢えなかった。
まあ、苦あれば楽あり、手間暇惜しむような振舞いでは小さな生き物には出会えない。大きな生き物には出会いたくない。小さくてもマダニは勘弁してもらいたい。なかなか諸々「耳従う」境地にはなれない小生であった。
要するにいつまでもジタバタしている、と言う事だろうか。達観に至るのは難しい。小生、一節もない軟体、いわゆる日和見オポチョニストかも・・・。孟宗竹の様に節を持った強靭な人間でありたいと思っても妄想蓄もどきのお人柄。
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