トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

味噌酒粕漬けを試作した

2021-01-14 | 何よりの楽しみ
 11月だったか粕漬けを自分なりにたらふく食べたくて酒粕床を用意した。最初、生のキュウリやナスを漬けてみたが美味しくは出来なかった。そこで加工品を漬ける事に方針転向して安い「沢庵」を漬けたのだ。半月ほど漬けこみ食べてみたら、思った以上に美味しくなっている。市販の老舗の商品と遜色がない美味しさだ。
 そこで図に乗って「切干芋、バナナ、チーズ」を入れ込んで一週間目、そろそろ食べ頃かと取り出して試食した結果が以下の内容だ。

 全体に言える事は「酵素の影響だろう、軟らかくなった」のだった。カリカリポリポリと齧った沢庵は奥歯の抵抗もなく崩れるし、切干芋も羊羹状である。チーズを一口齧って思い当たる味があった。それは一頃、作りに作った蘇の風味に近くなったのだ。チーズそのものの原料が牛乳だから別物になる気遣いは無いとしても「フーン」と言う感覚になる。
 バナナは固いものを選んで漬けたのだが軟らかくなり切干芋と同様に取り出すのに型崩れしないよう慎重にしなければならなかったのであった。

 糠漬けとは異なり塩分が少ないし軟化する事もあって「高齢者の食べ物」感がないでもないけれど、塩分が無いし普段の食材とはまた異なった味わいで感触でもあるから箸休めやお茶うけにも使えそうだ。今回の分を取り出した後はアーモンドやクルミ、ピーナッツなどのナッツ類とリンゴなどのドライフルーツで試してみたいのだがコロナ蔓延の今日この頃、そうそう気楽にスーパーにも寄れず、ましてや土日休日は御免こうむりたいから試作は先送り・・・。
 おこうこうとチーズだけはあるから、しばらくは3時のお茶うけにすべぇ。