トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クワの樹とリンゴの整枝選定

2021-01-27 | 今日は真面目に
 フイールドには勝手に増えたクワが多々ある。その中でも利用したいクワの実や利用しやすい場所は限られており、たかだか数本に過ぎない。残りは「山の賑わい」あるいは「小鳥のデザート」くらいの用途なのだ。特に大木になってしまうと手が届かず、美味しいクワの実でも指をくわえてお終い、なのであった。
 そんなことで昨季は樹高を詰め枝を整理して横方向へ展るように整枝剪定したクワが2本出来た。整枝剪定したとは言え、一夏過ごせば立枝も数多く発生し伸びようとする。頭部外傷を受けたし高所恐怖症でもあるから脚立の3段目でさえ上りたくないのだが、こんな作業は小生しか行わないので身体慣らしに二本のクワのシュートを剪定してきた。

 見た目にもすっきりしたのだが、これから芽出し肥えを施して「前年枝に結実する」と言うクワでも今期の結実は期待できるかどうかはまだ不明なのだ。それでも従前よりは水平方向の枝ぶりが多くなったから楽しみはあると言うものであるが。

           駐車場の1本      ➡   林道わきの大実クワ

 自宅のリンゴの樹も整枝選定した。立枝を切除し水平方向に広がる様に配置し伸びた枝の先端部は軽く切り詰めて終わり。脚立を立てて剪定ハサミで処理すれば仕事は綺麗なのだけれど枝が開いた中に顔を突っ込まなくてはならずうっとおしい。そこで高枝切りですべて処理した。切った枝が散乱するので、これも面倒だけれど一度はやっておかなければならない手入れでもある。

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