トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

マキの大樹を除伐

2021-01-16 | 今日は真面目に
 フイールド最奥部の果樹園跡にはマキの列植があって、他にも単独でそびえたっているマキがあり、合わせると10本以上の数になる。クヌギとエノキ、クロモジを混植し小さい林を造成するためには全て除伐する必要がある。ところがマキは枝が暴れてお重心の見当が付き難く絡み合うと「掛かり木」となるし、また陥没穴の縁に生えていたりして作業はし難しいのだった。

 列植樹は両端から伐採して行ったが、伐倒範囲に残したいユズとミカンの樹があり、これも伐倒方向を狭める要因になっている。そんなことで目見当だけで重心方向を判断し伐倒する訳にもいかず、牽引器と楔を用意しての本格的作業にならざるを得なかった。単独樹は伐倒方向の自由度が上がるが、それでも陥没穴の縁に生えた1本には泣かされた。この樹の伐倒範囲にもユズの樹あり、そこには倒したくないから反対方向へ倒れるように作業を進めたのだが、この時は牽引器も楔も用意しない作業だったため、倒したくない方向に重心があって、けっかはミカンの樹に直撃され樹の半分を失うという大損傷してしまった。
 まあ、これに懲りて翌日からの作業に道具を増やしたのだった。そのため一輪車を使わねばならず登坂をエンヤコラする羽目になったのだ。

 一番太いマキの年輪は50~60の間で50年生とみて間違いないだろう。樹高は10mを越えるがユズも菜箸みたいにひょろ長く伸びて上端に葉を茂らせ実を付けている。長らく日照不足だったのが一目瞭然の立ち姿だ。それでも刈り出しをした事で日照は回復した。樹形を整えたくても整枝選定では済まなく幹の途中で切断し再萌芽させないと樹形を整える事が出来ない。それでは結実するには5年以上を要するだろう。会の平均年齢を考慮すると、この案は不適当で、日照を回復させただけで「良し」とする事にした。
 振り返ってみれば「好事魔が多し」と諺通りの展開になったのだった・・・。あれから三週間、打撃の影響は存在感としか言いようのない感覚として残っている。