降り始めから二日間要して10mm程度の降雨があった。初冬からまともな降水量が無かったので駐車場への絞り水も涸れ果てて走路は快適だけれど雨水だけに頼っている三日月池は干上がり寸前だった。水溜りが見えていたのは池の面積2割程度だったろう。確認して一週間経ってのようやくの降雨だったから、降雨直前にはすっかり干上がっていたかどうかは承知していないのだが、10mm程度の雨量では地表水など発生しないから、それで期待しないで池に立ち寄ってみた。
干上がったのは不幸だけれどチョボ雨でも池の底を潤す程度には溜まってくれた。しかし一旦は8割ほど底を露わにした池なので生息していただろうと思われるヤゴの大量消失の可能性が高い。クロスジギンヤンマの発生の時期になれば初期の羽化数でおおよその見当がつくので、とにかく今は水量の復活イコール十分な降雨を願うばかりなのだ。雨水頼みの水域では他に頼るべき手段など無いのである。
干上がったのは不幸だけれどチョボ雨でも池の底を潤す程度には溜まってくれた。しかし一旦は8割ほど底を露わにした池なので生息していただろうと思われるヤゴの大量消失の可能性が高い。クロスジギンヤンマの発生の時期になれば初期の羽化数でおおよその見当がつくので、とにかく今は水量の復活イコール十分な降雨を願うばかりなのだ。雨水頼みの水域では他に頼るべき手段など無いのである。