トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ユズの樹を助ける

2021-01-20 | 今日は真面目に
 最奥部で地拵え中だが、何本かの柑橘樹を助ける事にした。既に徒長し樹形は乱れに乱れて、整枝選定すれば数年先まで結実の見込みが無くなる樹形ばかりなのだが、商品にするわけもなく良果を得られれば「棚ぼた」である。日照傷害の元凶のマキを伐採しつつ、至近のマキ伐採は楔だけで方向制御はリスクが高い。そこでチルホールを用いて牽引伐倒する事にした。引きたい方向に支点となるべき立ち木が無いから近くの幹にロープを掛け、くの字で引くことで伐倒を図った。

 目論見はうまくいき、倒れ込んでいたユズに牽引器を掛け引き起こす。ここにロープをあてがい支えの竹を添えて一見落着。支えの竹とマキ、竹の地表面には杭を打ち縄で固定するはずだったが用意が無く先送りになった。この後、伐倒樹の切り刻み中に平衡感覚を消失する事態に遭遇し中断、幸いな事は梯子での高所作業中で無かった事で、そうだったら重大事故になっている。
 そのまま年末年始休み、いいえ「休養期間」に入ったため現場は足の踏み場もなくなったまま年越しをした。1月の定例会で動員させてもらったものの1日や2日で片付くはずもなし、まだまだ先は長い。

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三州生姜でシロップ作り

2021-01-20 | 何よりの楽しみ
 12月初めの試し掘りでシロップを作っておいたのだが、その後に掘り上げた生姜はそのままだった。中生姜と言われている三州生姜だけれど「生姜糖」に調理するには小さいし料理用でもそんなには不要だ。思い余って保存性のあるシロップを作る事にしたのだ。生姜1.5kg、砂糖は三盆糖とファットボールに使った残りの黒砂糖で等量をスライスした生姜にまぶし小一時間放置。液が出た頃から加熱してシロップとした。思いのほか黒色になってしまったものの自己消費なので全く構わない。

 シロップを採った残りの生姜は昆布と削り節を加え圧力鍋で再び加熱。これで生姜が少しは軟化するかと思ったものの期待する程ではなかった。出来上がり量は、元の生姜重量が1.5kgあったし、佃煮風にしてもそれほどアフアフと喰える物ではないので、大半は冷凍しておく。冷蔵庫内の物はおかずと調味料として使うしかないか…。

  スライス  ➡   砂糖をまぶし液を出す  ➡   シロップ1.7ℓ、生姜は佃煮に転用