昨季、ヤブヤンマ用に設えた「溜まり」、絞り水の絶えない場所でジュクジュクのままだったのをようやく重い腰を上げ小池に仕立てたのが昨季の事だ。この池を掘削中に、はやヤブヤンマが現れて山側の土の壁に産卵してくれたのだった。「幸先良い!」と思ったものの水底のヤゴなど明確に数えることなど出来るはずも無く、先般の夜間採集に野次馬として出かけた折りに「羽化まじか」のヤゴを4匹ほど見る事が出来たけれど、それ以後、注視しているものの抜け殻さえ見つけられない。
梅雨の時期で降雨とともに絞り水が増え、それに伴って土砂の流入もあり水深も浅くなり砂州も出来始めたので思い切って泥浚いを実施した。一坪に満たない小さな溜まりなのだが意外にも体長25mmほどのヤゴが多数浅瀬に動いていた。大型のヤゴは全く発見できなかったのだが、この小型のヤゴは何トンボのヤゴか小生には判らず、S先生の判断を仰ぐしかないのであった。
さてその結果は「シオカラトンボ」だった。直射光の届かない場所なのでマユタテアカネかと小生は思っていたのだが、シオカラトンボも産卵に来るとは意外だった。
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梅雨の時期で降雨とともに絞り水が増え、それに伴って土砂の流入もあり水深も浅くなり砂州も出来始めたので思い切って泥浚いを実施した。一坪に満たない小さな溜まりなのだが意外にも体長25mmほどのヤゴが多数浅瀬に動いていた。大型のヤゴは全く発見できなかったのだが、この小型のヤゴは何トンボのヤゴか小生には判らず、S先生の判断を仰ぐしかないのであった。
さてその結果は「シオカラトンボ」だった。直射光の届かない場所なのでマユタテアカネかと小生は思っていたのだが、シオカラトンボも産卵に来るとは意外だった。

