トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「一期一会のてんこ盛り」

2021-07-26 | 小父のお隣さん
 Sさんから誘われて近くの調整池に「黄昏飛行」を見に出かけた。「薄明」の頃が最大になるとかでこの時期では19時過ぎなのだが夕食を素綿で済ませて17時過ぎに出発。現地は自宅から散歩がてら行ける場所でも小生は年に1回行くかどうかの場所だ。環境的に鳥もトンボも豊かなのは承知で、活動フイールドでは見られないトンボの種も多いのも承知。それでも行かないのは「活動フイールドに出現、あるいは定着」こそに価値を置いているためで、そのための「汗身泥」なのであるから「居るところに行って見た!」ところでフイールドでの価値には及ばない。

 それでも今回、出かけたのは「黄昏飛行」の種がフイールドにも生息している種で、フイールドでも「黄昏飛行」は見ているとのS先生の話だったが独りで逢魔が時に行くのは恐ろしい。林内の物の怪の感覚は多々覚えるところであるが怖ろしいのは二本足で歩く猿なので、これだけは予測も出来ず独りでは出かける訳にはいかない。
 調整池での「黄昏飛行」観察は観察会だと言うから安心して出かけたものの結果的には解散時間の19時半頃はまだ早い時間だったようで数えるほどしか出なかった。一方で蝙蝠は数を見たから「高級とんぼ食べ放題」の夕食だったのだろう。小生は素綿二束でしかなかった。素麺二束…。

 しかしながらそれまでに実物をみたのがフイールドでは未確認種4種で、これは「高級蜻蛉てんこ盛り」に違いない。それも一期一会と言って良い種でもある。固有種では全く無いけれど活動フイールドでは生息も飛翔も無いし環境的にも難しい種なのだ。
 黄昏まで散策しつつ見かけたトンボを撮影。チョウトンボの集団飛行、ハラビロトンボの♂♀、コシアキトンボやハグロトンボなどの中型種、大型種では「酔っ払い」と呼ばれていたマルタン、初めて見たオオヤマトンボ、記憶には無いカトリヤンマ等々、一期一会のてんこ盛り。まあ小生は越後人、越後人の一会でもあったかいな。

      ハラビロ          オオヤマトンボ

今日のエッ!品「ヨモギ味噌パン」

2021-07-26 | 何よりの楽しみ
 まだ梅雨の盛りの頃、当然雨も盛りで自宅軟禁中だがテレビも読書もそうは続かない。眠気冷ましに台所で立ち仕事にした。お茶うけも欲しいので簡単に「ヨモギ味噌パン」を試す事にしたのだ。
 冷蔵庫内にはバターも無く、購入に出かけるほどの熱意も無くて、しかしながらボソボソした口当たりは避けたいから卵を2個にしたレシピで作る。味噌は自家製の麦味噌なので味噌の風味に欠けるきらいはあるものの、この方がヨモギの香りを殺さないで済むかもしれないと選択したのだ。

 後は冷蔵庫に張り付けた付箋のレシピ通りに材料を揃え撹拌し焼くだけなのだが、9個出来るつもりが7個分しかなくて意外だった。今まで9個を作っていたのに2個の減少で、この2個分はどこに消えたのか謎のままだ。さて25分ほど加熱して出来上がり。熱々を早速試食してみた。バターは入っていなくとも卵2個分の効果はあってシットリした口当たりだ。何よりも望んだヨモギの風味だが「味噌パン」と言う事もあったのだろう、やや期待外れ。それでも噛みしめる毎にヨモギの風味が味わえた。ヨモギ大福の香りのイメージとは当然異なって、これは次回の修正要素。

 おやつ時に麦茶で頂くつもりが試食で2個食べてしまった。これでは軽い昼食みたいなもので、牛乳とアイスを食べれば本日の昼食量になってしまいそうだ。いささか少食に見えるものの、卵、味噌、ヨモギと入っている事からたんぱく質もミネラルも食物繊維もバランスは良いだろうと素人判断。まあ、信ずるものは救われる。

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