トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

上の池の沈泥路「五本となれば汗びっしょり」

2021-07-15 | 水辺環境の保全
 手入れをせねばと思いつつ当に男性型脱毛した小生には孫悟空の「分身の術」は使えない。で、手が回らず先送りしてきたのだが沈泥路の流れが堆積土で変わってしまい池の中央部に流路が向いてしまっている。雨の季節真っただ中に入る前に手入れをしなければと思いつつ来たのだが材が無かった。ところが思わぬ倒木処理で必要な材を得る事になったから倒木処理の終わった翌日、休養日にも出来ず手入れを行った。

 林道上の落しておいた材を鳶口で引っ掛け転がしながら五本を上の池まで運んだ。はじめ、鳶口を打ち込んで曳き運ぶつもりだったのだが開始直後にあえなく惨敗。引きずるより転がした方がなんぼか楽なのは自明の理で、ましてや林道は車の通れる舗装路なのだ。
 それでも五本を運べば汗びっしょりになる季節で「五本となれば汗びっしょり」とテレビでも言っている。ウシノヒタイが覆って見えなくなった水路を刈り払い、丸太を据えて杭で止める。表記してしまえばこれだけなのだが丸太曳きも杭打ちも老骨に鞭打つ所作であったことは間違いなく、「なんでか!」と問われれば小生、生まれた時から名実Sで血液型はニイ型である。これは自他ともに認められる所見ぞ!。でもでも「しょうもない!」のSかもと今思った。

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 作業終了時の撮影を忘れ帰宅前に撮影に行った。既におチビちゃん数人が沈泥路に入り遊んでいる。一応「顔は写さないで使います」と断りを入れて撮影したのだが、おチビちゃんを入れた画面は久しぶりである。昨今の環境では安易に撮影も出来ないしブログに上げるなどタブーに近い。我が子にこういう泥んこ遊びを笑顔で許しているママも偉いのだが姥捨て山住人の小生も心和む風景なのであった。