トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

イースターエッグの試作 6

2023-09-06 | 何よりの楽しみ

 今まで削り出した卵型に納得のいく形状は少なくモヤモヤが残っている。たまたま拠点道具小屋に道具を戻しに行って端材が目についた60mm角のスギ材である。手に持ったところ軽く感じたのでこの材で試作してみる事にした。旋盤加工時の衝撃を少なくするために両端面に描いた円の近くまで鉋で角を削る。こうする事で切削衝撃が激減するから安全を考慮すると欠かさない準備なのである。今回もデッサンして視覚的に卵型の理想形と思われる外径を導き出した。短径55mm、これは角材を削り出して得られるはずの円柱形の寸法で長径はデッサンして得られた70mm前後にした。気持ち的にはいわゆる卵型の底部と言われる部分は球体の半分のイメージである。

 そんな事を心掛けながら削り出してみたのだが短径長径の大まかな寸法は合致していてもスケッチと実物の差が大きい。この相違は未だに理解できないけれど長径を詰めてみるしかなく5mm程度詰めてみたのだが加工に必要な捨て身の部分を取ってみるとやはり野暮ったい。今回はゲージを作り合わせつつ削り出すつもりだったけれど切削を急いだのでゲージはまたも無し。「げーっ、爺の股は無い」と独り下ネタギャグを行って見たところで猛暑の中に消えていっただけだった。

 それはともかく今回はスギ材だったのだが無理して「軽い材」の桐やヤナギを使わなくても良かったのが分かった。その上、桐やヤナギ材より強度があるので切削中にムシレの発生が少なく肌が綺麗になる。サンドぺーパーを掛ければ滑らかな表面も出来る。あーあ、ヤナギや桐だと奮闘した苦労は何だったのだろうか。桐材購入に使ったお足でアイスを食べたかった。冷凍ボックス満杯に出来たはず。かくして病膏肓に入ったままである。何せ高齢者だもん小用はショボショボと長く続くのがお約束だぁ!。


余計な事をする!

2023-09-06 | 小人閑居して憮然

 いつも通りの水見回りでエノキ林内の水槽を見に行ったのだが水の底に緑色の物体が全ての水槽に入っていた。一見して「葉っぱ」であることは明白だったけれど既にドロドロ状態で識別できなかった。栄養価のあるクズ葉の乾燥した物は有用なのは承知していて設置した最初はユスリカの食料として投入したけれどそれ以降は自然状態のままにしてあるのに誰か不明だが勝手な事をする輩がいる。

 漬物桶のひとつは空になっており野生生物の仕業ではない。また別の樽は糞便と思われる物体が泥けて広がっていた。これはどうにもならないので小生が内容物もろとも捨てたのだがヤゴ2匹だけは回収できた。しかし今季産卵された卵やヤゴは視認できない以上、少なくとも数種は廃棄した格好になっただろう。水底に青みを保って沈みとろけてしまった葉の残骸をそーっと掬いあげてみたが種類は不明だった。葉脈も弱い葉の様でトロトロ状態な葉では水質汚濁を引きおこすだけであり迷惑でしかない。

     

 この水槽の周囲までは踏み跡が明確に残っていて小生以外より頻繁に往来している輩がいるのは推定出来ていたのだがこういう事を成す輩だと夢にも思わなかった。以前S先生にこの踏み跡をお話ししたところ「虫屋が来るのでしょうね…」と言う事だった。この小さなフイールドに不心得者が1人でも入れば後々現在進行形で終わりのない犠牲を払わなくてはならなくなる。アマゾンフロッグビットとウシガエルは何とかケリをつけたもののいつまた何時持ち込まれるかも分からない。 

 オオカナダモは数年前に投入された結果、毎期繰り返さねばならない抜去除草は今期はすでに片手の回数を超えてしまい数えるのを止めた。こう言う人知れず悪行を重ねる黒い輩は山中引き回しの上、磔獄門、いいえ胡坐座肛門にクロスズメバチ巣穴直結の刑にすべきであろう。そもそも「直ケツ」とはそういう歴史的由来のある刑なのであるわい。この刑罰は外国の方が知られていて老若男女が「値する!」とばかり中指を立てるではないか・・・間違いない!。