夜半の月畳を射れば脚延ばし足は月見に我は傾聴
枯尾花猛暑に耐えて蒼々と枯れる気も無し今盛りなり
鳥の音は消えて谷間は蝉しぐれトンボ踊るや音符のごく
風立ちぬ稲穂そよげばウスバキは風に向かいてスクラムを組む
待ちかねてアオマツムシは歌い出す夕焼け小焼け望む庭木で
コオロギは哀しく鳴かぬ今宵また涼し涼しと休むことなく
夜半の月畳を射れば脚延ばし足は月見に我は傾聴
枯尾花猛暑に耐えて蒼々と枯れる気も無し今盛りなり
鳥の音は消えて谷間は蝉しぐれトンボ踊るや音符のごく
風立ちぬ稲穂そよげばウスバキは風に向かいてスクラムを組む
待ちかねてアオマツムシは歌い出す夕焼け小焼け望む庭木で
コオロギは哀しく鳴かぬ今宵また涼し涼しと休むことなく