敷き茣蓙を敷布に替えて寝る布団母のぬくもり想い月見ゆ
長月や残暑の続く日々なれば今日の残照明日の惨暑
日盛りに沢水被れば人心地つぎの作業にまた思いはす
秋の朝つばくろ鳴かず影も無しすでに渡りか心寂しき
秋の昼網膜はただ群青に溢れ目じりに一筋走る
敷き茣蓙を敷布に替えて寝る布団母のぬくもり想い月見ゆ
長月や残暑の続く日々なれば今日の残照明日の惨暑
日盛りに沢水被れば人心地つぎの作業にまた思いはす
秋の朝つばくろ鳴かず影も無しすでに渡りか心寂しき
秋の昼網膜はただ群青に溢れ目じりに一筋走る
水域の草勢が加速度的に激しくなった。既に水面を覆いトンボが飛翔しなくなった空域も出て来たのである。水が入ってくる長靴の新調はまだならず苦渋の選択でパンク修理用のパッチを貼り付けて凌ぐ。どの水域も手を入れる必要がでてきたものの残暑はまだまだ厳しくどうしても尾根の影に入る水域が先になる。で、この日は泥水池への絞り水から砂泥を分離させる沈泥池内の抜去から始めた。先日の泥水池4と5の除草時に4本鍬の先端部が脱落してしまい補修が済んでいないので3本クワにしたのだが刺さりが悪いし深くは刺さらないしやはり4本鍬の使い勝手が良い。
結局は株元を掴んで遊動させて抜根する。植物体の長い部分は2mにも及び、これが周囲の草叢と絡み合っているので引くのも難儀だった。茎本体は縦横無尽に絡んで育つし葉の辺縁は摩擦の多い形状なのも相まって「引きずり出すゥ!」感覚だ。この日の作業予定はシェルター水路まで終えるつもりだったけれど33℃の気温下でのせめぎ合いに負けた。トットと帰宅してのシャワーが「とってもシャワーわせ!」だったわい。それでトットシャンとしたのであった…。