トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

羽化台にどうか…と導入する

2023-09-07 | 水辺環境の保全

 トンボ類の羽化台には自生の植生を利用してもらっているが補助的にメダケなども挿しているけれどトンボの止まり台に使われる程度で羽化台にする機会は少ない。あまり混み入っている植生だと視認率が下がるし観察したりするのも不便なので水際にトクサを植えた事もあったけれど気が付いた時は窪みだけ残して消えてしまった。

 今回は植木鉢に植え付けて棚田部の中央部に据えてみたけれど立ち入れる範囲でもあり、その気になれば難なく持ち帰られてしまうだろう。そういう事を案じていても始まらないので据えてみたのだが羽化台として使用してくれるかどうかは相手次第なのである。だからまあ、小生の爺我自賛・自己満足の範疇になるか…。

 考えてみるまでも無く水域内にはカンガレイは株立ちしてるしミソハギも群生しているのだからして移動できるヤゴにとって羽化台には困らないはずである。しかしながら葉と言うか茎と言うべきかどっちも一緒になっているようなカンガレイの繁殖力は強くて1シーズン株元が20ℓのバケツ大にまで成長するし根張りも強固でスコップで基盤層まで掘り下げないと抜去出来ない困り物でもある。春先に芽生えたカンガレイの幼い1本を「抜くべきか抜かざるべきか…」と手を止めるのは何時もの事である。

     


古里の味、定番!「葉唐辛子の佃煮」

2023-09-07 | 何よりの楽しみ

「葉唐辛子の佃煮」なんて捨てる葉っぱのSDGsではないかと思うもののこういうのを調理し食べられるの環境は唐辛子やピーマンなどを栽培している人に限られる。ところがギッチョンチョン、小生は栽培はしていないのだが会友のMさんが「甘長の株を抜く」と言うので譲り受けたのだ。小生が葉唐辛子の佃煮を賞味出来るのはひとえにこの機会だけである。

 夕食後に葉をむしり取った。5ℓのバケツに満杯だったが重さは350gでしかない。ざっと茹でこぼししてレシピ通りに合わせた調味液に更にオリーブオイルも加えて煮詰める事小半時、ヒタヒタクタクタになって仕上がった。レシピ通りの醬油の割合だと甘すぎて結果的には醤油は倍量としたのだ。冷えてからキムチの空容器に詰めて冷蔵庫保存だがキムチの空容器にぴったり収まった。考えてみれば生葉重量は350gでキムチ容量は400g入りだったのだから収まるはずである。

 葉を外す時に少しでも量を得たくて長い葉柄もそのまま入れたのだがヒタヒタクタクタに煮詰めてしまえば葉柄の存在など気にならない。市販の佃煮はどう処理しているのだろうか。かなり昔の話なのだが「どうしても食べたい」と北陸のメーカーから袋詰めを購入した。いくらしたのだったか結構高いお惣菜になったのは記憶している。作ってみれば良ーく判る。5ℓの嵩が小鉢一杯分にしかならないのである。アフアフと食べたいけれどそうすると数日分のお惣菜でしかない。チビチビ食べると言う手もあるけれどここは思い切って贅沢三昧、温かいご飯に乗っけてアフアフ食べるぞ!。あーあ、低年金高齢者の貧乏と幸せここに極まれり・・・。