トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

素人がプロに自慢する…

2016-10-21 | 感じるままの回り道
 「機関車トーマス」のシリーズ5台がそろった。彩色してしまったから木目や木肌のぬくもり感がなくなったのが「木aワーカー」を自認したい小生には不満足だ。まあ「五台不満足」なんて大層なことを言うつもりもないけれど、色に頼りすぎるのも「是空」になってしまいかねない。そういう学習ネタはテレビに溢れている。

 今期の秋雨前線による天候不順は例年にないほど不安定に思えた。フイールドに行けない日が作業日より多いなんて年は記憶にない。と言ったところで短期記憶障害の兆しもある小生だから自分でも半信半疑なのだが、手慰みの結果、このシリーズができたのなら、それはそれで「お蔭様で…」と言わねばならぬ。

 手帳を見ると、お彼岸入りのころから4週間にわたって製作した事が分かる。前述したように秋雨前線による結果でもあるが、小生的には「秋霖前線」の認識が強いままである。理由の一端になるのだろうがお彼岸ともかかわっており、どうしても母の戒名と結びついて思い出されるのだ。戒名の最初の二字が秋霖ならぬ「霜霖」なのと、お彼岸なので連想してしまうのだろう。ちなみに祖父母や父の戒名は覚えていない。孝行息子や孫でなかったのは自覚している。

 さて、この五台、フイールドに持ち込み木工や塗装を生業としていた会友二人に見てもらった。「素人にしては良く出来ている」の評価を頂いたが、帰宅しようとしていたおチビちゃん一行様を呼びつけて様子を見た。数字は読めなくても名前を言いつつママ達が声掛けするまで遊んでくれた。
 まあ、大人の評価より子どもらの遊び入る様子の方が評価としては有難い。

今季ラストスネーク!?

2016-10-21 | 小父のお隣さん
 ブログの投稿ジャンルに「爬虫類」があるのだが、蛇は「爬虫類」だったか…あいまいになってきた。それはともかく拠点入口の通路わきでヤマカガシをみた。体長40㎝前後だった。今季はヒバカリに始まり、このヤマカガシがラストかもしれない。ヒバカリ、シロマダラ、ヤマカガシと3種類、全て合わせても4回程度の蛇との遭遇だ。どれも小型で大ヘビは見る事が出来なかった。猪の増大と無縁では無いだろう。ツチガエルも激減した感があるのだ。
 そういえば、隣地水際刈り払い中にヤマアカガエルが飛び出した。稀に見るタゴガエルより大型で立派な成体と言うべきサイズだった。定住繁殖に結びつくと嬉しいのだが、全ては猪のガッツキぶりに左右されるか…。

ナンジャモンジャと言いたいところ…

2016-10-20 | 小父のお隣さん
 リンゴ紅玉の樹下に糞が産卵しているから虫が居るだろうという事は認識していたのだが、一瞥視認できなかったため放置していた。この日、たまたま視線を送った先に居たのである毛虫が…。
 「なんだこいつは…」が第一印象だった。サクラを食害する虫は多いけれど、経験則ではテラテラ光る茶褐色の虫、これは集団で一夜にして坊主にしてしまうほどの食欲だ。名前が出てこなくなった。
 ここで気を取り直し、食害はさほどでもないがイラガの幼虫、まれにヤママユの幼虫やスズメガと記憶にあるのだが、この毛虫は記憶にない。幼虫図鑑で検索したら「キバラケンモン」らしい。白と黒の取り合わせがお洒落と言えばお洒落なのだが、何となくヒゲのある犬、なんとかシュタイナーを想起させた。
 成虫はと言うとまったく記憶にない。模様の印象はビロードハマキを思い起こさせた。
 

**何処も同じ秋の夕暮れ

2016-10-20 | 合混で闘作すれば
七重八重ノリ弁出すや嘘吐きの公僕ダニの群れる渡世よ      汚々多同感

草の根の健やかなれば葉も花も悪しきと化さぬピンキリmurder   ピンコロ姉ちゃん

天辺だヒラリヒラリと乱漢へ力のためには夜叉となりても       苦労義経

世も末と品性器量資質なき漢担ぎゆくレミングの群れ         腐乱クリーン

疹民の疹民による俺のためにと吐乱腐                  淋漢

闇の秋都にも閣にも貪が棲む                       謀った貪宅

新世界劣化市民のゾンビ選                         和親頓

今の今まで盛り土はあると八百八町へ嘘八百 ハアコリャコリャ         お七姐さん

五万と漏れた欺瞞の量で不満の盛り怒いま盛れり ハアコリャコリャ      都記事姐さん

寄らば大樹と胡麻するネズミ大樹良く見りゃワルナスビ ハアコリャコリャ   鶴田浩二

ジョウビタキ飛来!

2016-10-19 | 小父のお隣さん
 数日前の作業中、藪の向こうで警告音らしい鳴き声がした。「ジョウビタキだ」と思ったもののモズにも似ている。小生には断定が出来なかった。たまたま通りすがりの探鳥家のおっさんに尋ねてみたものの「姿は見ていない」と言う。この日はこれで暮れた。
 
 19日、作業している小生にかの探鳥おっさんが声をかけてきて「撮影出来たから見てくれ」と言う。画面に現れたのは紛れもなくジョウビタキのオスだった。小生のケータイの画質とは比較にならない品質である。当たり前か…。
 小生はまだ視認していないけれど、くだんのおやっさんが言うには「移動途中の個体では…」との事だった。真偽はともかく飛来は確認できて季節は冬にまっしぐらなのを実感する。
 それはともかく、ここ何年かジョウビタキにせよツグミにせよ個体数が減ってきた印象がある。我がフイールドが理由になっていないと信じているが、まあ「鰯の頭も信心から」の類か・・・。

千日作業も漏水の一穴で…

2016-10-19 | 水辺環境の保全
 いつも通りの水見回り…。これもいつも通りで漏水孔は突然顕在化する。今回はトンボ池放流路の最末端部のプールだった。指3本分程度の穴だけれど、通常はチョロ水程度しか放流されていないので底を顕わにするには十分な漏水孔なのである。底が顕わになるだけならどうって事も無いのだが、生息していた生物層まで漏水の暗闇に消えてしまうのは見過ごせない。

 根治作業をしたいのだが放棄された後、葦が繁殖し地下1m以上も深いところに根茎を張り巡らし、そこが通水トンネルと化しているような基盤の状況では表面に顕在化した孔を潰すのが精いっぱいなのである。
 末端部だから放置しても湛水には支障が無いように見えるけれど、水辺環境の多様性を構築しておく事を重視すると放置は出来ない。ましてやフイールドの水辺環境を創出するのにどれだけの労力と時間を消費した事か…。維持管理を止めれば元の木阿弥は明白で、もう自転車操業と同じになってしまった。「ジッと手を見る」心境だと言う前に「ハっと腰に手を当て」となるので、まあ、小生的には常時「ヒヤリハット」みたいなものだろう。

10月定例会

2016-10-18 | 今日は真面目に
 2016/10/16(日)9:30~13:00

 会員 14名
 活動 * 建築部材の荷揚げ・竹林整備・突端部刈り払い・稲籾選り分け
     * 「賑わい祭り」の説明

 建築現場から余り材を頂けた。ほとんどは柱や垂木、大引きなどだったから、小生が欲しい工作に使える板材は少なかった。部材の長さは4m、柱や束になった垂木は結構重くて、最初から息切れしてしまう活動日だった。
 それでも、拠点道具小屋の濡れ縁に張り出し屋根を設置する部材としては申し分なしである。屋根掛けが出来れば多少の降雨時でも作業ができると言うものだ。

             宝の山   ➡   荷揚げ搬入中
 

カワセミの採餌

2016-10-18 | 小父のお隣さん
 水見回りしようと泥水池に行ったら、けたたましい警戒音が聞こえた。立ち止まり鳴き声の方を見たらカワセミだった。泥水池中央のクルミの枝にいた。しばらく眺めていたら水面にダイビングして小魚らしき物を捕ったようだった。盛んに枝に叩きつけている。捕獲した魚らしき物体はカワセミの頭部との比率から40mm程度と推測した。メダカではないしドジョウのようにも見えなかった。
 ケータイの倍率では写真の程度で拡大画像でも判別は出来ない。春の頃はカップルで飛来し給餌サービスもしていたから採餌場所として仲間に入れてもらっている感じがする。入域者が出くわしていたら気味が悪いだろうけれど、おもわず独りニンマリの場面だ。
                

濡れるのに火の車

2016-10-17 | 水辺環境の保全
 「火の国」の復興は一向に進まない上に水での追い打ちの大変事だが、小生にはお手上げの事態で案ずる事くらいしかできない。
 その水とのかかわり、トンボ池の取水堰といえばその通りなのだが大きさが大きさなので小生的には「ドンドン」である。これは同郷人でなければ通じないだろう。
 水路のカーブ地点に作った取水口なので出水の度に浸蝕されやすい。それに拍車をかけたのがズガニで、工作物付近から横穴多数を穿ってくれた。ここに水圧がかかるといとも簡単に破壊される。その上部はモグラのトンネルもあり、イノシシの掘り出しなども加わり、すっかり取水管が露わになってしまい、さながら豊洲市場の様相を呈してしまった。

 杭打ちし、土留めを施したいのだが部材がない。とりあえず応急処置として廃棄物のコンクリート板を集めて補修した。これはこれでズガニの住処を提供するようなものだが、大きな浸食は遅らせられるだろう。
 フイールド内の維持管理は話題にも上らない小さな事柄が多数積み重なっている。こういう事に「気付き」とその解消を果たせないと「後は野となれ山となれ」と同じで、何時も思うのは「自転車操業・火の車」。まあ、それはともかく復興はドンドン進めてもらいたい。鈍貪では困る。
            ➡  終了

なぜ食わないのか分からない…

2016-10-17 | 感じるままの回り道
 棚田の稲刈りが済み駐車場にハザ掛けした稲束。イノシシが食害しない理由が分からない。泥水池の水稲は早々にかじり摂られ踏みつけられ残骸を晒している。田の中の穂より乾燥中の穂の方が容易に食べれると思うのだが小生の干支は猪でないから猪の意図など分かるはずもない。
 ハザの周囲、湿った場所や低草地は耕起したようにしているのに頭を上げれば届く稲穂を食べない。ここで食べない理由など考えても「夜も寝られない」なんて事には無縁だけれど、畔や堤、林床や若木の掘り返し、はてまた渋柿の枝を折ってでも食害する極悪非道の獅子奮迅ぶりの性向に泣いている現実からは想像もできない光景なのだ。
 イノシシにしてみれば稲穂は上に向かってある物で、下がっているのは不審物と疑念を抱いているのかもと認知症気味の脳みそをフル回転させても、カンピューターは結果を出さなかった。まあ、神の意図は解きほぐせないほど深くあらせられるか…。

げんこつ大のズガニさん…

2016-10-16 | 小父のお隣さん
 泥水池3の水面に波紋が出ている。近寄ってみたら、なんとモクズガニがお食事中だったのだ。ハサミの大きさを見れば素手で捕まえようなんて思考はしない。車まで戻りタモ網を用意して捕獲した。
 甲羅の大きさはげんこつ大だったから味噌汁1杯分にはなるだろう。とは言うものの小生は食べるつもりはないから会友のY氏に譲った。Y氏からは農産物をちょくちょく頂いているので「お返し」みたいなものである。
 夕食時にすり鉢で擦り潰し味噌汁にするのだろうか、それとも茹でて酒の肴か…。まあ「げんこつ大のズガニさん、一杯飲んで味噌たべて…」と、かくして命の連鎖は続くのである。合掌。

アケビ料理「吾輩的小籠包」

2016-10-15 | 何よりの楽しみ
 先日、アケビ料理で副食風を作ってみたものの、最初にビビビッときた餡を挟んだ一品が捨てがたく、スイーツ風で二品を作ってみた。凝ったスイーツなんて柄ではないので出来あいの餡とマシュマロを用意しアケビの皮に詰めラップで巻きチンして終了である。
 普段やらない事を行うと失敗する見本のような結果だった。餡もマシュマロも加熱すると形を留めてくれなかった。マシュマロについては火で焙って食べる事は承知していたから想像もしていなかったので、レンジから取りだした時にはすっかりシロップ状態だ。餡もユルユルになって流れ出している始末。
 「いじめに負けない」気持ちを強く持つよう自ら鼓舞しつつ冷たい餡とマシュマロを追加した。スイーツ風なのだから、そこはお洒落にインスタントコーヒーを用意して「飲茶タイム」にしたのだ。前回の副食風で分かった「コツ」の通り、味付きの物を挟んだから不味いはずがない。ここはアケビの皮そのものの食感と相性が判定の決め手だろう。まあ、小生的には餡にしてもマシュマロにしても、どちらのしつこさをもひかえ目にしてくれたと言えるだろう。二度目は「有り」としても材料はまた来期となるが、一番の難点はスイーツとしての見た目の悪さに尽きる。
 食味や食感は好みによるけれど、見た目から減点では伝統の副食系調理がよろしい。
 
        マシュマロサンド         餡サンド

「機関車トーマス」の仲間を端材で作る 5

2016-10-15 | 何よりの楽しみ
 5作目は「パーシー」である。キャラクターの番号からいえば続き番号ではないけれど、大型車は「ヒロ」だけで良い。車体番号3番4番の「ヘンリー」と「ゴードン」は同型車なので作るにしても面白みに欠けてしまう。
 「パーシー」の特徴は小型でボイラー部が楕円形をしている点で、これは木工旋盤では作れない。厚板を前方後円ならぬ下方上円で切り抜き圧着させる事で形を表現できた。楕円は複雑な形にせず、コンパスだけで描ける60度楕円で製図した。ここまではよかったのだが排煙部の円筒を接着するときに楕円の中心と円筒の中心を合わせて接着してしまったから上部に段差ができなくなってしまった。まあ、注意をしていてもウッカリはあるものだ。

 これまで5台のキャラクターは全て男性だから女性キャラの「エミリー」を仲間にと思ったものの、動輪が巨大でボイラー部にカバーを付けなければならず、この加工が手間だから取りやめた。結果として4作目の「エドワード」になった。
 試作とは言え5台も制作すると、さすがに飽きてきた。折よくと言うか丁度良くというべきか、取水のトラブルで送水復旧の大仕事ができてしまったから気分転換は大丈夫だあ。

  構成 ➡  側面 ➡  前面

冬への備え

2016-10-14 | 水辺環境の保全
 10月に入ると水辺周辺のトンボの種類も飛翔数も格段に少なくなる。シオカラトンボは絶滅種になってしまった。
 もう飛翔する成体よりも来期の備えをしなければならない時期となり、第二トンボ池の手入れをする。水面を覆ってしまった植物の大半はミゾソバで、手で掻き集めれば容易に集草できるのだが、ぎっくり腰後では四つ這い作業が不安だから四本鍬で掻き取る。これだと根土も掻き取る事になるから、これはこれで重量がかさむ。
 水中で越冬する生物にとっては植物体を残しておいた方が防備環境としては安心できるのだろうが、枯れた後の水質汚染が気になるので場外搬出し、その代わりに水深を5㎝深くした。全ては手前勝手な対応であるけれど、何もないよりはましだろう。

      ➡    平常水位 ➡  水位上げる

今日のトンボ「マユタテアカネの産卵」

2016-10-14 | 小父のお隣さん
 トンボ池でのマユタテアカネの連結飛行と泥打産卵を眺める。周囲にはノシメトンボのカップル飛行やネキトンボのカップルも見られた。まだオニヤンマも飛来する。しかし、あれほど突っかかるのがお好きなシオカラトンボは全く見られなくなった。

 隣沢の水源地での作業中、至近にヤンマ風のトンボがたびたび来てはホバリングした。オニヤンマよりサイズは小さいからサナエトンボ科だろうと思ってはいたものの飛翔する姿では全く判別できない。とはいうものの撮影できても判別できないのが小生の知性なのだ。
 それはともかく、小生の至近、腹部の高さでホバリングするとはどういう了見だったのだろうか、皆目わからなかった。手を伸ばさずとも届く距離なのだ。捕食対象ではありえないし、数頭飛翔していてどの個体も同じ行動をしていた。確認行動にも見えるが、トンボにも興味関心をもつ対象があるということなのだろう。