澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

NHK Demonstrations in Tokyo

2009年07月02日 03時30分30秒 | Weblog

最近、PropagandaBustersという人が、奇妙な映像をUPさせたので、ちょっと紹介してみたい。
NHKの偏向報道に抗議するデモについて話しているが、警護する警官はたった一人だけで、デモ隊も秩序正しいことに感心している。米国ではこうはいかないのだろう。

NHK Demonstrations in Tokyo



この人が書いたコメントに「日本の台湾統治について、興味深いビデオがある」と書かれていた。

Here is an interesting video about the Japanese colonizing Taiwan:

http://www.youtube.com/watch?v=YG9Hvr...

これをクリックしてみたら、何と私がUPした映像(「米国から見た日本の台湾統治~台南市の歴史」)だった。これにはちょっと驚いた。
当該映像は、米国ディスカバリー・チャンネルが放送した「知られざる台湾」(Unknown Taiwan 全5回)の一部。

ここで明らかにしておきたいのは、NHKの「アジアの”一等国”」(NHKスペシャル「Japanデビュー」第1回)があまりに偏った内容だったので、それに対抗する意味で映像をUPしたということだ。
したがって、私としては、できるだけ日本統治を評価する部分だけをUPした。当該番組の別の回(「金瓜石」)では、日本統治の暗黒部分を採り上げた映像もあるのだが、あえてそれは無視した。

要するに、NHKは、私とは正反対の立場から、私と同じようにあの番組を意図的に「編集」したわけだ。
そう考えると、国営放送らしからぬ軽薄さ、歴史認識の甘さが浮かび上がってくる。異様なまでに中国や親中派の某宗教政党に媚びるNHKの態度は、マスコミとしての自殺行為ではないのか?これは、皮肉なことだ…。


NHKの偏向報道を提訴~「アジアの”一等国”」

2009年06月25日 17時12分05秒 | Weblog

NHKスペシャル「Japanデビュー」第1回「アジアの”一等国”」(4月5日放送)は、日本の台湾統治を採り上げた。その内容は、中国共産党政府の台湾統一工作に加担し、台湾人に”嫌日感情”を植え付けようとするものだった。「人間動物園」「日台戦争」というような異常な表現は、日台の歴史を誤って認識させるばかりでなく、公共放送としての見識を疑わせるものだった。

今日、4千人近い視聴者がNHKを東京地裁に提訴したという事実は、まだまだ良識ある人がいるのだなという思いを強くした。



「アジアの”一等国”」の一部が次にUPされています。おどろおどろしいナレーションで始まるこの番組は、当時のアジア、日本が置かれていた国際環境を考えることなく、一方的に日本の台湾統治を断罪しています。
一方、米国のディスカバリー・チャンネルが制作した「知られざる台湾~台南市の歴史」では、日本の台湾統治を客観的な眼で記録しています。両者を比較してみると、NHKがいかに歴史をねじ曲げ、センセーショナルな番組作りをしているかよく分かります。ぜひ、アクセスしてみてください。

《NHK「アジアの”一等国”」より」》

http://www.youtube.com/watch?v=UGdU45VIXmA

 

《ディスカバリー・チャンエル「知られざる台湾~台南市の歴史」より》

http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM





 

NHKの台湾支配報道は「捏造」  歴史研究者ら8千人提訴

 戦前の台湾に対する日本の植民地支配を報じたNHKのドキュメンタリー番組は「事実を捏造し、放送法違反に当たる」として、歴史研究者や視聴者ら8389人が25日、NHKに1人当たり1万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

 番組は4月5日放送のNHKスペシャル「シリーズ・JAPANデビュー」の第1回「アジアの“一等国”」。植民地時代の台湾について、現地で発見された台湾総督府文書などの資料や、当時を知る住民へのインタビューを基に構成した。

 原告は小田村四郎・元拓殖大総長や中村粲・昭和史研究所代表のほか、インターネットなどを通じ集まった視聴者ら。

 訴状で原告側は「番組は当時の日本がいかに現地の住民を虐待、差別、利用したかを延々と述べている」と主張。放送後に現地調査をした結果、出演した住民のほぼ全員がNHKに訂正と抗議を求めたとし「悪質なやらせ取材などがあった」としている。

 NHK広報局は「訴状を受け取っておらずコメントできない。番組内容には問題がなかったと考えている」としている。

 

 


自民党の”最後の切り札”

2009年06月23日 09時27分49秒 | Weblog

麻生内閣支持率がさらに低下し、自民党内部では「麻生おろし」の動きが始まったという。今朝の「産経新聞」によれば、内閣支持率は17.5%、「信頼できるのは誰か」という質問では、鳩山由紀夫代表57.3%、麻生太郎22.7%という結果が出たという。
西松建設問題がくすぶるなかでも、民主党優位は変わらないというのが現状のようだ。

だが、自民党の劣勢を一挙に覆し、民主党をノックアウトする”秘策”が進みつつある。先日、厚生労働省の村木厚子局長が公文書偽造の疑いで逮捕されたが、その後の捜査状況はあまり報道されていない。本人は、事実関係さえも否認しているようだ。
この問題で関与を噂される政治家が、民主党の重鎮・石井一。民主党というよりも自民党のボスという経歴、印象の持ち主だが、この石井一代議士が、事情聴取され、さらには逮捕されることになれば、民主党の優位は一気にしぼんでしまう。
検察当局がどこまで政治に介入するのか注目されるが、総選挙直前の絶好のタイミングにこれを行うとすれば、民主党へのダメージは致命的だろう。

検察当局は、民主党の胡散臭さを熟知していて、多少の批判は承知の上で、自民党への肩入れしているのではないかと思われる。「財政のムダをなくせば、消費税を上げないで済む」「在日外国人にも選挙権を与えるべきだ」「友愛外交」…。胡散臭いスローガンはいくらでも思いつく。
アッと驚く大逆転…これが検察当局から飛び指す可能性は大だ。

 

元局長、全面否認続ける 郵便不正、逮捕1週間

 障害者団体向け郵便料金割引制度悪用事件で、制度利用に必要な団体の証明書を偽造した容疑で、厚生労働省の元雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)が逮捕されて21日で1週間。捜査関係者らによると、当時の部下や上司ら周囲が同容疑者の関与を供述する一方、同容疑者は20日に接見した弁護士にも関与を否定するなど一貫して容疑を否認しており、供述の食い違いが鮮明になっている。

 村木容疑者は2004年6月上旬、自称障害者団体「凜(りん)の会」(東京・文京、現・白山会)の証明書を共謀して偽造するなどした虚偽有印公文書作成・同行使容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。(21日 07:00)

 





NHK偏向報道問題は「正論」にバトンタッチ?

2009年05月06日 23時33分25秒 | Weblog

4月5日放送された「アジアの”一等国”」(NHKスペシャル)については、「日台戦争」「人間動物園」という言葉で分かるように、史実の歪曲や、台湾人日本語世代に対するインタビューを作為的に編集した点に批判が集中した。

だが、気になるのは、NHKの偏向報道を批判しているのは、ごく一部のメディアに過ぎないという事実だ。文藝春秋の「諸君!」は、いまや廃刊となり、月刊誌では「WILL」と「正論」がこの問題を取り上げているに過ぎない。「桜チャンネル」というメディアは、熱心にこの問題を取り上げているが、一般の人から見れば、「右翼」が騒いでいるという印象しかないだろう。

「アジアの”一等国”」があまりに杜撰でひどい番組であったにもかかわらず、批判が盛り上がらないのは、「保守」「親台」派を自認する日本人にも大きな責任がある。冷戦時代には、「反共」の砦としてしか「中華民国」を見なかった彼らが、今や「民主台湾」の良き理解者のように振る舞うのはおかしくはないか? 彼らは、「日中友好」派の日本人が、中国の人権弾圧や中共の粛清の歴史について口をぬぐうのと全く同じことを、台湾に対してもしてきたのではないか。「二・二八事件」の責任を負うべき中国国民党独裁政権をあれほど熱心に支持してきたことをどう説明するのか?

そう考えると、手放しで「産経新聞」やその周辺メディアを持ち上げる気にはなれない。だが、中立、公平の仮面をかなぐり捨てた感のあるNHKに対しては、誰かがお灸を据えなければならないだろう。
その意味で、「正論」6月号は、注目すべきだ。


【異論暴論】正論6月号 “証人”NHKに憤り

2009.5.5 08:15

 

“反日台湾”を捏造した許されざる取材手法 河添恵子

 4月5日に放映されたNHKスペシャル「アジアの“一等国”」をめぐる問題で、番組に登場した台湾人の元医師が、「日本のよいところも話したのに放送されたのは悪いところだけ。NHKに利用された」などと、一方的な放送姿勢を批判している。この番組に対しては日台友好団体などから「反日台湾を印象づけるためとしか思えない」との抗議も上がっており、元医師の証言は注目を集めそうだ。

 「正論」6月号の「『NHKに騙された!』“反日台湾”を捏造(ねつぞう)した許されざる取材手法」と題したノンフィクション作家、河添恵子氏のリポートの中で、痛烈な批判をしたのは柯(か)徳三さん(87)。番組では、戦前の台湾で日本人から差別を受けた“生き証人”として登場し、「学校に台湾料理の弁当を持っていくと日本人に笑われるから、日本式の弁当にしてくれと母に頼んだ。母は苦労したと思う」などと証言していた。

 だが、河添氏が柯さんから聞いた話では、柯さんがNHKの取材に対し、日本統治時代に台湾のインフラ整備が進んだことや教育が充実したことなどを長時間説明したのに、すべてカットされたという。また、戦後の日本が台湾を見捨てたことへの不満を述べたつもりだったのに、番組では、まるで戦前の日本に対する批判のように編集されたという。

 6月号ではこのほか、連載中の「NHKウオッチング」でも、「台湾風俗の展示を勝手に『人間動物園』と名付けて批判したNHKの放送は事実を歪曲(わいきょく)するもの」などと指摘。番組の問題点を詳細に論証している。(川瀬弘至)


「草なぎ剛」逮捕をめぐる台中韓報道の比較

2009年04月25日 10時02分25秒 | Weblog

昨晩、NHKの定時ニュースのトップで、草なぎ剛の謝罪会見が生中継が放送されたのには、本当にビックリした。
「アジアの”一等国”」などというトンデモ番組を作るNHKのことだから、かつてのように「良識のNHK」などとは思わないが、それにしてもひどいものだと思った。
草なぎ問題がどれほどのものなのか? スキャンダラスな話題にすぐ飛びつく民放TVと同じようになってしまったNHKを、これまでのように信用できるのか? いろいろ考えさせられた。

China News関連でも、草なぎ問題が報道されていた。台湾、中国、韓国の反応は、下記のとおり。
「全裸になった」ことを驚く台湾人、中国人の反応は、予想どおり。彼らは、泥酔して「本音」を吐いたり、ましてや裸になってしまう人を基本的に信用しないので、日本人的な酒の飲み方は理解できないのだ。言い換えれば、日本人の酒の飲み方は、同胞同士のなれ合いから生み出された独特のものだろう。
半ば冗談だが、草なぎ逮捕のニュースは、彼らに日本の法治主義を改めて知らしめる効果があったのかも知れない。

 

【台湾ブログ】草なぎ逮捕、台湾の哈日族にも衝撃!
社会ニュース】 【この記事に対するコメントY! 2009/04/23(木) 18:28

  23日、SMAPのメンバー、草なぎ剛が公然わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕された。親日的な人々が多いとされる台湾では、日本の芸能人の知名度は高く、SMAPは「哈日(日本好き)」の人でなくても知られているほどずば抜けた知名度を誇る。

  そんなSMAPの一員である草なぎ剛容疑者が逮捕されたというニュースは台湾でも大きく報道され、衝撃を与えている。ブロガー
viviはこのニュースの紹介とともに「なぜ裸なんかになったの・・・?」とコメント。

 また、同ブログを見たユーザーからは、「酒に酔ってもやってはいけないことがある」、「デマではなく本当なのか?」などといったコメントが寄せられており、当事件が台湾のSMAPファンに与えた衝撃の大きさが窺える。(編集担当:畠山栄)

 

「SMAP草なぎ逮捕」に中国ファン「ありえない!」
エンタメニュース】 【この記事に対するコメントY! 2009/04/23(木) 17:41
  日本の男性人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー、草なぎ剛容疑者が公然わいせつの現行犯で逮捕された問題について、報道を目にした中国のファンからは「信じられない!」との声が噴出している。中国のエンタメウェブサイト、新浪影視が23日付で伝えた。(なぎは「弓へん」に「剪」)

  サイトの書き込みには、「全裸!? ありえない!」、「めまいがする」、「剛君、どうしちゃったの?!」、「何も言えない…」など、同容疑者の行為が信じられない、といった声が大半を占めた。行為自体については「変態か!」と辛らつな意見もあったが、「酔って服脱いじゃっただけでしょ?」、「大目に見てあげてよ」、「SMAPの今後の活動に影響しませんように」など、同容疑者を擁護する内容が目立った。

  このほか、日本での同容疑者の報道の多さに驚くコメントも複数寄せられていた。(編集担当:金田知子)


【韓国ブログ】草なぎ剛の全裸騒動、CM中断ラッシュに異議

社会ニュース】 【この記事に対するコメントY! 2009/04/23(木) 18:04
  23日に公然わいせつで緊急逮捕された草なぎ剛のニュースが韓国でも速報が流れるなど、トップスターの逮捕に隣の韓国でもショックが走った。

  韓国でシングルのアルバムを出して、韓国語を積極的に勉強していることで、韓国では親韓派スターとして不動の人気を誇っている。ショックを受けたネットユーザからは様々な憶測が飛び交っている。全裸になった真相が知りたいという声が多数寄せられるほか、事件を乗り越えていいイメージでの復帰を望む応援のメッセージも上がっている。

  ショックを受けたというブロガー
annaは自身のブログに関連の記事を載せ「トップスターとして順調そうに見えていたのにどんな悩みがあったのかしら。辛いことがあってもそれをみせられない芸能人は大変そう。周りに悩みを相談できる人がいたとしたら、せめてこういう事態にはならなかったのでは……」と心境を語っている。

  また、ブロガー
showbizは相次ぐCMの打ち切りについて「日本は開放的だと思っていたのに韓国と大して変わらない。失態は社会的に物議をかもすだろうが、他人に大きな被害を与えたわけでもない。殺人犯でもないのに、出演CMの打ち切りラッシュは厳しすぎるような気がする」と擁護する見解を示し、さらに「人の人生で失敗はつきもの。国民に対する謝罪発表で騒動が収まることを祈る」と続けた。(編集担当:金志秀)



はしゃぎすぎ!! 「草なぎ剛」のマスコミ報道

2009年04月24日 08時23分52秒 | Weblog
草なぎ剛が逮捕されたニュースで、各マスコミは大騒ぎ。




そもそも、真夜中の3時、赤坂の公園なんて誰もいないだろうに、公然わいせつ罪もなにもないだろう。よくある酔っぱらいの話ではないか。
こんなニュースがTV「速報」で流されるというのも、平和呆けの象徴なのだろうか。NHKの定時ニュースまでもが、このニュースを流したのにも驚かされた。

警察が彼の自宅を家宅捜査したが、これはあとで「薬物疑惑」とかマスコミで報道されるのを防ぐ、警察のアリバイ工作。結果として、薬物疑惑は一掃されたので、本人にとってはよかったわけだ。

それにしても今回の出来事は、各TV局ワイド・ショー番組の格好のネタとなってしまった。「…取材では、草なぎ容疑者は」「…赤坂警察署より現場中継」という調子で、レポーターは大騒ぎ。「格好のネタ」「おいしい画像」を追い求めるだけのTV報道が、またまた露わになった。





たまたま「SAPIO」最新号では、「テレビ”報道番組”は絶滅寸前」という特集を組んでいる。今回の「草なぎ剛」報道は、まさにこの特集が採り上げた問題点を象徴する出来事となった。


〈SAPIO特集の内容〉
SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [実態]社員は記者クラブでふんぞり返り厳しい現場は制作会社に丸投げする「殿様報道局」/鵜飼克郎と本誌編集部 6
本誌 3 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [視聴者]NHK特番『テレビの、これから』を凍り付かせた「浅野さん」発言とは?/西村幸祐 9
本誌 4 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [演出]「映像最優先」と「善悪二元論」が視聴者をミスリードする本質的構造だ/草野厚 10
本誌 5 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [内情]新聞、雑誌を見て東奔西走する今どきの“テレビニュース”の作り方/本誌編集部 13
本誌 6 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [タレント化]報道の現場も「見た目が9割」! 「タレントキャスター」ばかりが続々増殖中/窪田順生 16
本誌 7 SIMULATION REPORT:取材は外注、横行する責任転嫁、加速する政官との癒着。ここにはジャーナリズムのかけらもない。 テレビ「報道番組」は絶滅寸前 [公共放送]政府・与党に媚び、民放に追随するNHKに「年間2万7480円」の価値があるか/坂本衛



「中国人には管理が必要」~ジャッキー・チェンの問題発言

2009年04月20日 10時05分14秒 | Weblog

今朝のNHKニュースで、香港の俳優、ジャッキー・チェン「中国人には管理が必要だ」と発言した問題を報じていた。NHKスペシャル「アジアの”一等国”」を放送したばかりだから、何か深慮遠謀があるのかと思ったりしたが、確かにこういうニュースが流されること自体は悪いことではない。

かつて「中国人は砂のようだ」と孫文は言ったが、面従腹背で時の権力に従ったふりをするという中国人の習性は、今なお変わらない。法律や規則で物事が動くのではなく、コネ、血縁、人間関係で動くことはよく知られている事実だ。
ジャッキー・チェンは、こういう中国人全般の特性を批判したのかと思ったら、そうではなかった。
実は彼は、台湾には過剰な自由があるから、管理が必要だと発言したのだった。この発言は中国共産党のメッセンジャー・ボーイだと言われても仕方ないだろう。香港が中国に返還されるという「1999年問題」のとき、香港人が最も心配したのが「香港の自由が奪われる」ということだった。事実、マスメディアを中心に香港の中国化が急速に進んでるのが現状である。
香港人のジャッキー・チェンはそんなことを知りながら、よくこういう発言が出来るものだと思うのだ。したたかな中国人である彼のこと、何かウラがあるのかどうか…。


中国人には管理必要…ジャッキー・チェン氏に非難の嵐 「奴隷根性」

 【上海=河崎真澄】「中国人にはやはり管理が必要だ。自由がありすぎると台湾や香港のように混乱してしまう」-。親中派で知られる香港のアクションスター、ジャッキー・チェンさんが、陳水扁政権時代の台湾を念頭に、中華圏では秩序維持のために自由の制限を容認すべきだと語ったことに対し、香港紙は19日、一斉に「奴隷根性の持ち主」などとチェンさんを厳しく非難した。

 この発言はチェンさんが18日、中国映画団体の幹部として中国海南省のボアオ・フォーラムに出席した際、記者団に映画表現の自由について答えたもの。

 香港紙はチェン氏の発言に対し、香港民主派の立法会(議会)議員や台湾の野党、民進党の立法委員(国会議員)らから「言論の自由がなければ創造的な映画などできない」などと批判が渦巻いていると報じた。

 チェンさんは一方で、「自分がテレビを買うなら絶対に日本製。中国製は爆発するかもしれない」とも発言して、中国本土のネット上で「中国人なら中国製を買え」と突き上げられている。もっとも、チェンさんが国外で買う製品の多くは中国製で品質もよいといい、国内で売られている類似品の品質の低さを指摘したかったようだ。


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NHK「シリーズJAPAN」の新たな疑惑

2009年04月15日 09時58分43秒 | Weblog
 (茂伯おじさん~映画「海角七号」)

NHK「シリーズJAPAN」の第1回「アジアの”一等国”」については、ネット上で異論、反論が続出しているが、マスメディアではほとんど無視されている。
この番組の前日、「シリーズJAPAN」の「総論」に当たる番組「戦争と平和の150年」が放送された。その中で、ノルウェーの著名な平和学者・ヨハン・ガルトゥングへのインタビューにかなりの時間が割かれていたが、この人の起用については大いに疑問が残った。
まず、ガルトゥングはもはや過去の人であるということ。また、彼の理論は「平和学」「平和」の構築のためというよりも、今や特定の運動に結びついているということだ。

NHKの番組では、立命館大学で講演するガルトゥングの姿が映し出されたが、彼が創価学会と深いつながりがあることは示されない。創価大学客員教授を勤め、創価平和学会に属し、池田大作氏との共著(※)もあるというのに、全くそのことには触れられないのだ。

※ http://www.amazon.co.jp/%E5%AF%BE%E8%AB%87-%E5%B9%B3%E5%92%8C%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E5%A4%A7%E4%BD%9C/dp/4620310476/ref=sr_1_9?ie=UTF8&s=books&qid=1239758059&sr=1-9

ネット上では、ガルトゥングの発言として「池田大作会長と創価学会が冷戦の終結を早めた」「創価学会インターナショナルは素晴らしい」などが採り上げられている。彼が創価学会に特別なシンパシーを持った人物であることは明らかだ。
「池田大作会長と創価学会が冷戦の終結を早めた」という発言が、事実であるとすれば到底看過できず、NHKが「シリーズJAPAN」の総論としてインタビューするのに相応しい人とはとても思えない。特定の人物が現れて平和をもたらしたと考えるのであれば、ガルトゥングの「平和学」は学問などではなく、単なる平和運動、宗教活動であることを自ら語ったも同然ではないか。こういう人物を、NHKは平和を希求する代表的人物として採り上げたのである。

 (中国・チベット寺院の今) 

この絵は、インドに亡命したチベット人少女が書いた「チベットの寺院」だ。漢人警察官がチベット仏教寺院の中に入り込み、僧侶を拘束している光景が描かれている。
ガルトゥングが自らの学問的良心を未だ持っているなら、中国社会が抱える、この図のような「構造的暴力」こそ、いま批判すべきなのだ。しかしながら、彼は決して中国を批判することはない。彼を取り込んだ宗教団体が「親中」「媚中」の総本山なのだから…。

このように見てくると、NHKの「シリーズJAPAN」は、極めて政治性の高い深慮遠謀に基づいた企画であることが見えてくる。「アジアの”一等国”」では、台湾に「反日」気運を植え付け、中国による台湾併呑を側面支援する。続く、中国・朝鮮関連の番組では、おそらく日本の「歴史的罪状」を並び立て、再び土下座をしなければならないという雰囲気を盛り上げるだろう。

ぜひ、「アジアの”一等国”」だけではなく、シリーズ全体を通して、眼を光らせて欲しい。



蔡英文・台湾民進党主席が「台湾の香港化」に強い懸念  

2009年04月12日 03時19分56秒 | Weblog

 

「台湾の香港化」に強い懸念 蔡英文・台湾民進党主席インタビュー 

インタビューに答える蔡英文・民進党主席インタビューに答える蔡英文・民進党主席

 【台北=山本勲】台湾の野党第一党である民主進歩(民進)党党首の蔡英文主席は9日、党本部で産経新聞と会見し、馬英九国民党政権の対中融和政策のもとで台湾が「香港化」することへの強い懸念を表明した。蔡主席は「台湾の民主・自由・人権の価値観に基づく政治体制」を守るためにも日米との関係を強化することの重要性を強調し、先月の訪日に続いて来月初旬に訪米する計画を明らかにした。

 蔡英文主席との一問一答は以下の通り。

 --馬英九政権の対外政策をどうみるか。昨年5月の政権発足直後、日本の巡視船と台湾遊漁船の衝突事故で日台関係が悪化した。馬政権はその後、「台日特別パートナーシップ」を唱えて対日関係の改善に努めているものの、真意に懐疑的な見方がなお根強いが

 「馬英九氏は中国人意識の強い家庭に育ったため中国への親近感が特に強い。しかし、台湾の総統としては民主・自由・人権の価値観を共有する日米との関係を重視し、優先すべきだ。個人の感情で台湾の価値観や政治体制を犠牲にしないでもらいたい」

 --返還前の香港に台湾が似てきている。中国はまず香港との経済・文化交流を拡大するなかで親中派勢力を形成、主権回復へのレールを固めた。台湾にも同じ戦略を取り始めたようだが、馬政権は対中交流拡大一辺倒で、こうした政治・安全保障面の警戒を欠いていないか

 「私もその点を非常に心配している。現在の国民党政権の政治、経済エリート層の考え方は返還前後の香港のエリート層のそれと非常によく似ている。そうだとすれば台湾はこれからどんどん香港化する。台湾の指導者がなによりも重視すべきことは、台湾の民主・自由・人権を守ることだ」

 

 

 

 

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NHK「シリーズJAPAN」と北朝鮮ミサイル

2009年04月05日 06時48分35秒 | Weblog

NHKが「シリーズJAPAN」と題するスペシャル番組をシリーズで放送する。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/090405.html


昨日は、その序論とも言うべき放送があったが、偶然にも北朝鮮のミサイルが発射される日と同じだった。自国の平和と安全が脅かされている、まさにその日にこういう番組が放送されるとは、何と皮肉なことだろうか。
番組では、明治維新以降150年の日本政治外交史が採り上げられた。「戦争と平和」「第9条と対米従属」など、きちんと論点が整理され、さすがNHKだと感心させる内容だった。だが、番組タイトル「シリーズJAPAN」自体が、「サムライJAPAN」を連想させる悪のりであるとともに、対米従属の現状を端的に示しているように思えた。もしかすると、NHK担当者には深慮遠謀があるのかも知れないが…。

番組には、ヨハン・ガルトゥイングという懐かしい名前が出てくる。この人は、1970年代「構造的暴力」(=武力行使を伴わない、社会的、政治的な暴力構造が存在する)の概念を唱えた「平和学者」だったが、何と今は日本人と結婚して、京都に住んでいるという。
ガルトゥイングのインタビューを見ていて思い出したのが、武者小路公秀氏だ。この人も「平和学者」として有名だった人だが、外国人女性と再婚して急速に「左傾化」し、今や北朝鮮の支持者(大阪経済法科大学教授)となってしまった。

ガルトゥイング氏の経歴を見ても、武者小路氏と同様に、創価大学の客員教授を務めるなど、首を傾げる部分がある。本当にいまインタビューする価値のある学者なのか疑問に思われた。個人的な感想では、「平和学」「平和研究」というものが、現実政治あるいはパワー・ポリティクスの概念に対抗できるほど、確固たる内容があるようには思えないのだ。

「平和」という抽象的な概念を、特定勢力の思惑と結びつけてはならないのだが、何となく公明党・創価学会の匂いを感じたのは、考えすぎだろうか…。

 


「北ミサイル破壊命令」を非難する人たち

2009年03月28日 14時24分01秒 | Weblog

北朝鮮のミサイル発射に関して、政府は「破壊措置命令」を発令した。これに対して、辻元清美(社民党)は「撃墜して、その破片が市民に損害を与えたら、政府はどう責任をとるのか」などと発言し、また、TBS系のラジオでは荒川というキャスターが「当たらないかも知れない迎撃ミサイルに多額の税金を使う。こういうのは税金の無駄づかいで、もっときっちりと話し合でやってほしい」というような妄言を吐いていた。「きっちりと話し合う」相手はあの北朝鮮だぜ、と電話で教えてあげようかと思ったが、ばからしいので止めた。

今朝の産経新聞によれば、「自衛隊法82条2の第3項に基づく破壊措置命令は非公表が原則だ。…だが、ミサイル破壊命令の公表は、政権にとってリスクも大きい。迎撃に失敗し、国民に被害が生ずれば批判は免れない。また、日米共同のMDシステムの稼働は、歴代政府の懸案である集団的自衛権の政府解釈の変更をめぐる議論に踏み込むことを意味する。…解釈変更は首相の”腹ひとつ”だが、リベラル勢力が反発することは間違いない。」

同じく「産経抄」は、「社民党の福島瑞穂党首など国会で”当たらない場合は国益を侵害する”と、早くも責任を追及しようという構えだ」と書いている。

「説明責任」という言葉が大流行の昨今だが、国防上の難題にまで、「相手には説明責任がある」と言い張るのは、果たしてまともな態度なのだろうか?
「説明責任」(Accountability)とは、野党やマスコミにとっては、願ってもない「おいしい概念」であるに違いない。だが、国家が重大な決断をせざるを得ない状況下で、政府が決定を下したとたん、そのあら探しに狂騒するという態度は、健全な野党精神などではなく、「利敵行為」と呼ばれるべきではないか。福島瑞穂が言う「国益」とは、いったい何なのだろうか。

政府に「説明責任」があるのならば、同様の意味で社民党にも、「憲法第9条があれば国を守れる」「(あの)北朝鮮とでも話し合いで難題を解決できる」ことを説明する責任があるはずだ。

何でも政府や官僚に「説明責任」を求めればいいと言うものではない。マスコミや野党は、立派なご託宣を述べる前に、自らやっていることを「説明」し、「責任」を果たしているか考えたことがあるのか。「国益」を顧みない売国的なパフォーマンスは、もういい加減にしろと言いたい。

 

 


鹿鼎記が気になる

2009年03月27日 23時52分18秒 | Weblog

ケーブルTVで映画「鹿鼎記」を見る。2008年、中国で作られた娯楽作品だが、なかなか面白そう。

中国語の発音を聴くのにも役立ちそうだ。

http://www.necoweb.com/neco/sp/rokuteiki/


活劇と思っていたら、尖閣列島問題も盛り込まれていて、「中国人民」に対する「啓蒙映画」の側面も持っているようだ。こんなところまで、「反日」が組み込まれているとは、面白さが半減してしまうのだが‥。

 

ウィキペディアより引用】

概要 [編集]

明報』において、1969年から1972年まで連載された。

康熙帝時代のを舞台に主人公、韋小宝が機転と運で出世していく作品。これまでの金庸作品と大きく違うのは、主人公である韋小宝は武術が殆どできないという点である。また、金庸作品の主人公といえば厭世的で、禁欲的と相場が決まっているのに、本作の主人公は出世のためには平気で人を陥れることをも辞さないうえ、好色であり最終的には7人もの妻を得ている。

このあまりの作風の違いから、連載中は「別人が代筆しているのではないか?」との疑惑が持たれたという。もっとも、韋小宝も「義侠心に厚い」という一線は守っており、たびたび反清復明活動を続ける組織に所属することと、康熙帝に仕えることにジレンマを感じる様子が描かれている。

なお、作中では民族の対立についても書かれており、民のことを第一とする政治をしながら、明の暗君の時代を懐かしむ漢人に対し康熙帝が悩む姿も見られる。さらに、現在日本と中国の間で領土問題になっている尖閣諸島(作中では通吃島、のちに釣魚台)についても記述がみられる。詳細は通吃島を参照。

あらすじ [編集]

妓女の息子、韋小宝は康熙帝の親友として清に仕えつつも、同時に反清復明を企てる秘密結社・天地会の幹部にもなってしまう。ときとして、康熙帝のために数々の功績をあげつつも、あるときは天地会として反清運動にも参加する韋小宝。どちらの組織においても韋小宝は機転を利かせ、徐々に重要度を増してゆくのだった

 

 

 


WBC 韓国監督の言い訳~イチローを敬遠すべきだった

2009年03月24日 23時30分21秒 | Weblog

先ほど、韓国のニュース番組でWBCの韓国監督が、信じられない発言をしていた。金監督は「ベンチではイチロー敬遠を指示していた」というのだが、日本だったらこんな言い訳をするだろうか。金監督はWBCチームの最高責任者だ。その人が選手に責任を押しつけるかのようなこの発言。韓国と日本の文化の違いを見せつけられた感じがする。

「サムライ・ジャパン」などという言い方は好きではないが、少なくとも「サムライ」として原監督は、金監督のような言い訳はしないしだろうし、日本国民もそれを受け入れないだろう。

韓国社会では、監督責任者が事業の失敗を部下に押しつけることが普通に行われているのではないか…と思わせる発言だった。もしかすると、日韓をめぐる歴史認識の問題についても、同じような論法で日本を責め立てているのではないかと疑った。
野球にとどまらず、こんな人たちの発言をいちいち真に受けて”謝罪”を繰り返すのは、「サムライ」のなすべきことではあるまい

韓国に比べれば、確かに日本人の考え方は「サムライ」なのだろう。思わぬところで、「比較文化論」の実例をみた。

【WBC連覇】韓国ベンチはイチロー敬遠を指示 金監督が中央日報に語る

このニュースのトピックスWBC

優勝トロフィーを掲げるイチロー=ドジャースタジアム(撮影、斎藤浩一) 優勝トロフィーを掲げるイチロー=ドジャースタジアム(撮影、斎藤浩一) 

 WBCの日本優勝を受けて中央日報(電子・日本語版)は「イチローを歩かせなかったのが敗因」とする韓国チームの金寅植(キム・インシク)監督のインタビューを掲載した。

 同電子版によると、金監督は同点で迎えた延長十回表二死二、三塁の場面で、イチロー選手と勝負したことについて、林昌勇(イム・チャンヨン)投手と姜●(=王へんに民)鎬(カン・ミンホ)捕手のバッテリーについて「 ベンチからサインが出て、それを捕手が理解した。 そして捕手が投手にサインを送ったが、安打を浴びた」と説明。ベンチはイチローとの勝負を避けるよう指示していたことを明らかにした。

 金監督はさらに、「悔やまれるのは、はっきりと敬遠のサインを送っておくべきだったということだ。捕手が変わり、若い捕手が作戦のサインを投手と十分に疎通できなかった可能性もある。(中略)それが悔やまれる」とベンチとの意思疎通がうまくいかなかったことが敗因と分析した。


もしかして「サヨナラ負け」になるのでは? WBC 日本×韓国

2009年03月24日 13時49分24秒 | Weblog

いま、WBC 日本×韓国戦の9回裏。

杉内に一球も投げさせないまま、原監督はピッチャーをダルビッシュにチェンジした。
原監督の投手交代はいつもワンパターン。去年の日本シリーズでもそうだったが、臨機応変な対応ができないようなのだ。(やはり、頭が悪いのだろうか…。)


ダルビッシュが重圧に耐えられるか。サヨナラホームランの悪夢が頭をかすめる。