最近、PropagandaBustersという人が、奇妙な映像をUPさせたので、ちょっと紹介してみたい。
NHKの偏向報道に抗議するデモについて話しているが、警護する警官はたった一人だけで、デモ隊も秩序正しいことに感心している。米国ではこうはいかないのだろう。
NHK Demonstrations in Tokyo
この人が書いたコメントに「日本の台湾統治について、興味深いビデオがある」と書かれていた。
Here is an interesting video about the Japanese colonizing Taiwan:
http://www.youtube.com/watch?v=YG9Hvr...
これをクリックしてみたら、何と私がUPした映像(「米国から見た日本の台湾統治~台南市の歴史」)だった。これにはちょっと驚いた。
当該映像は、米国ディスカバリー・チャンネルが放送した「知られざる台湾」(Unknown Taiwan 全5回)の一部。
ここで明らかにしておきたいのは、NHKの「アジアの”一等国”」(NHKスペシャル「Japanデビュー」第1回)があまりに偏った内容だったので、それに対抗する意味で映像をUPしたということだ。
したがって、私としては、できるだけ日本統治を評価する部分だけをUPした。当該番組の別の回(「金瓜石」)では、日本統治の暗黒部分を採り上げた映像もあるのだが、あえてそれは無視した。
要するに、NHKは、私とは正反対の立場から、私と同じようにあの番組を意図的に「編集」したわけだ。
そう考えると、国営放送らしからぬ軽薄さ、歴史認識の甘さが浮かび上がってくる。異様なまでに中国や親中派の某宗教政党に媚びるNHKの態度は、マスコミとしての自殺行為ではないのか?これは、皮肉なことだ…。