電通は、コネがなければ入社できない、コネがない人は東大、京大あたりを卒業していなければ、歯牙にもかからない。
こんな「コネ電通の真実」を、赤裸々に語った「一月万冊」の映像。文句なしに面白い。
昨日から始まったNHKドラマ「路(ルー)」をざっと見た。
台湾新幹線の建設をめぐる物語ということだが、今、何故、これをNHKがドラマ化したのかという点がまず気になった。
11年ほど前、NHKは「JAPANデビュー」と題するシリーズを放送した。その第一回が「アジアの”一等国”」と題し「日本の台湾統治」を扱った番組だった。「未来を見通す鍵は歴史の中にある」と大見えを切ったのだが、実際は「自虐史観」から一歩も抜け出せない、いかにもNHK的な内容だった。
日本統治時代の台湾は、世界的に見ても驚異的な近代化を成し遂げた。鉄道、病院など社会インフラが整備され、学校教育も普及した。
ところが、NHKが採りあげた「台湾統治」の中味は、資源の収奪(ひのきなどの木材、砂糖など)や文化の収奪(日本語の強制など)などの”負”の側面が強調された。言うまでもないことだが、社会の近代化においては、光と影が同時に存在する。生来の言語が奪われ、日本語の強制が行われたとする「文化の収奪」だけでも、次のような反論は可能である。
「初等から高等教育までの普及を図るためには、日本語で学ぶことが最も有効で効率的だった。」
「高等教育を台湾語(閩南語(びんなんご)や漢文で行なうことはできず、日本語の使用は不可避だった。」(台湾語は話し言葉の言語、漢文は文書用語であって、どちらも近代科学技術や思潮に対応する言語体系ではなかった。)
「欧米諸国の植民地統治は、最低限の教育投資しか行わず、台北高校や台北帝国大学のような高等教育機関を設置することはありえなかった。」
さらに、「JAPANデビュー」においてNHKは、日本に好意的な(台湾)日本語世代の発言を意図的に編集して、日本の台湾統治の不当性を視聴者に印象付けた。
以上のような歴然とした経緯があるので、今回のドラマが日台間の歴史にどのように触れるか、その点だけは興味があった。ドラマの筋書き、出演者等々については、全く関心がない。
ドラマでは、台北帝国大学の卒業生だったらしい日本の老人が、悔恨の一言を述べるシーンがある。学徒出陣直前に、友人がその老人の知り合いの女性に求婚したいと打ち明ける。それに対してその老人は「お前は台湾人だ。”二等国民”だ。だから結婚はできない」と言ってしまった。そのことを今でも後悔している…と。
NHKが「アジアの”一等国”」「台湾人は”二等国民”」というような断罪的な表現を好む理由は明らかだ。NHKはいかにも差別を許さず自由平等を尊ぶような顔をして、歴史の「正邪」を裁く”神”になろうとする。今流行りの「人権」や「ヘイト」を持ち出せば、誰も文句を言えないだろうという算段もある。
だが、公正中立な報道を標榜しながら、その実、中共(中国共産党)の顔色を窺うばかりのNHKにとやかく言われたくはない。台湾人の気持ちに”寄り添う”などと、気色悪いことは言わない方がいい。
くだんの「アジアの”一等国”」は偏向番組であるとして、視聴者の集団訴訟に発展した。その事実を弄ぶかのように「台湾人は二等国民」という刺激的な台詞を入れたNHK。その体質は一向に変わっていない。考えてみれば、戦前、大日本帝国臣民を一等、二等などと囃し立てたのは、他ならぬNHKと「朝日」ではなかったのか。
タイトルは失念したが、台湾映画で台南の高校に転学してきた日本人高校生と台湾の女高生が淡い初恋を経験するという映画があった。その日本人高校生の父親は、台湾新幹線の建設のために台南にやってきたという設定だった。
私には、説教がましいNHKドラマ「路」よりも、この映画の方がずっと清々しかった。
突然降ってわいたかのような「九月入学」制。こんな「非常事態」に何と的外れなことを…と思う人は私だけか?
親戚の女児が、いま小学校一年生。目の前にある学校には行けず、毎日、本を読んで過ごしている。時折、奇声を挙げて、発散したりしているが…。
こんなとき、ネット上で高校生が「九月入学制」を呼び掛けたところ、マスメディアも同調して、大きな騒ぎに発展した。欧米諸国は「九月入学」が常識だとかいう、聞き飽きた話が、またまた蒸し返されてる。
だが、実のところ、こんなことで騒いでいる場合なのだろうか?武漢ウイルス肺炎が蔓延しているからとの理由だけで、明治維新以降150年も続いてきた学制(四月入学)を簡単に投げ捨てる。こんな愚かなことが実現するとしたら、この国はホントにヤバいと思う。
マスメディアの意図も疑う。もっと重要な問題があるのに、国民の目を逸らすために、「九月入学」に飛びついたのではと思えてならない。原発事故のときも、マスメディアは政府の情報統制に加担した。
この騒ぎに関して、森田健作・千葉県知事が「子供の意見が一番重要だ」と言ったのには、ポピュリズムの極致じゃあ、と一瞬吹き出した。だけど、真っ当な意見なのかも知れないと思いなおした。
この非常時、「九月入学」の是非だなんて、もういい加減にしたら、と思いますが…。
【緊急検証】「9月入学」はコロナ禍にある子どもを救うのか 子どもと学校と日本社会への影響をシミュレーションする
教育現場の大混乱に拍車をかける事を懸念する
新型コロナウイルスによる休園休校が続き、来月以降の再開も不透明なままだ。こうした中、まるで子どもたちの救世主のように現れたのが「9月入学」案だ。口火を切ったのは都道府県の一部知事だったが、政府も9月入学には前向きな姿勢を示している。コロナの収束が見えない中、なぜいま9月入学なのか?緊急検証する。
事の発端は4月1日に都立高校の3年生がツイッターに投稿した「新学期の開始を、この機会に諸外国と同じ9月に」というメッセージだった。その後このツイートは大きな反響と共感を呼び、大阪の高校3年生が「秋学期制度の導入を!!」という署名活動を始めた。彼らの提案の理由は次の4つだった。
・全国一律で8月末まで休校にすることで9月から平等な教育を受けられる可能性が高い
・入試等もそれに準ずることで混乱を抑えることができる
・海外の学校と足並みを揃えることによる留学の推進
・かけがえのない青春を取り返すことができる
メディアが俄然注目したのは、都道府県の知事たちが動き出してからだ。
<figure class="image-area figure-center" style="width: 700px;"> <figcaption>「私は長年“9月入学論者”だ」と語る小池都知事</figcaption> </figure>東京都の小池知事が28日の動画配信で、9月入学について「社会を大きく変えるきっかけになる」と賛成の立場を表明。29日の全国知事会では大阪府の吉村知事が「世界のグローバルスタンダード。幼稚園から大学まで、ことしから一挙にやるべきだ」と賛同した一方、岩手県の達増知事は「今年度からの導入は拙速」と慎重な議論を求めた。
<figure class="image-area figure-center" style="width: 700px;"> <figcaption>29日に行われた全国知事会では賛否両論の意見が出された</figcaption> </figure>また、愛媛県の中村知事は意見書の中で、「この段階で集中すべきは感染拡大阻止と医療体制の整備だ。議論が子どもたちの心に与える負担に思いをはせるべき」と主張した。
結局全国知事会では、政府に対して、5月6日後も休校が続く場合は、9月入学も含めて検討するよう求めることを決めた。
まず筆者の立ち位置を表明する。
9月入学を検討することには賛成である。
日本が4月入学となったのは、1921年。そもそも9月入学だったのを当時の会計年度に合わせたのだった。この背景には、大学と軍との間で人材確保競争があったためともいわれている。
「4月入学が海外留学を妨げる壁であり、9月入学がグローバルスタンダードに合う」ことは長らく言われてきた。しかし、びくとも動かなかったのに痺れを切らせた人たちが、いまの異常事態を「最大のチャンス」と見る気持ちはよくわかる。
しかし、いまのように教育現場が大混乱している状況下で9月入学に切り替えることは、教育現場のみならず日本社会全体にさらなる混乱を呼ぶことを筆者は懸念する。
まず、いま教育現場で何が起こっているのか?
そもそも今年4月から小中学校では、改訂された学習指導要領下で、教育課程が大きく変わるはずだった。
学校での授業は、これまでの先生から児童・生徒への一方通行の教えだけでなく、生徒同士のプレゼンテーションやディスカッションを取り入れた「主体的・対話的な深い学び」に移行する。また小学校では5年生から英語が必修科目となり、プログラミング学習も本格的に始まる。大学入試もこれまでのセンター試験が廃止されて大学入学共通テストに変わる。
この教育大改革に向けて教育現場では数年前から準備を行ってきたが、コロナによる休校でその出鼻をくじかれている格好だ。
<figure class="image-area figure-center" style="width: 700px;"> <figcaption>スタートしたばかりの「1人1台」GIGAスクール構想</figcaption> </figure>さらにいまでは子どもの学習に無くてはならなくなったオンライン授業だが、全国で端末1台当たりの児童生徒は平均5.4人。「1人1台」を目指すGIGAスクール構想も始まったばかりで、オンラインが学校の授業の代わりになるような状況ではない。しかも「首長は目の前の苦しんでいる住民の支援に目が向いており、財源捻出のためにGIGAスクール構想にストップがかかっているところが少なくない」(教育関係者)という。
そもそもオンライン授業については、大学生であれば自分一人でも出来るだろうが、小中学生では大人の伴走が無ければ難しい。
アメリカで同時多発テロがあった年、ニューヨーク市の子どもの学力が大きく低下したという。休校で学びの場を失って、子どもたちの教育格差はさらに広がっていると思われる。しかしそれが顕在化するのは学校再開後だ。
そしていま何よりも懸念されるのが、子どもの心のケアだ。
入学や進学したばかりの4月は、新しい友達を作る学校生活で最も楽しい時、「ゴールデンタイム」だった。授業が無くなり勉強の遅れに焦りを感じている子どもや、部活や大会が無くなり悲嘆に暮れている子どももいる。公園で遊んでいて心無い大人にばい菌扱いされた子どももいる。外出自粛で家庭にいる親から暴力を受けて、いまも苦しんでいる子どももいるだろう。学校はこれからこうした子どもの心をケアしていかなければならない。
「9月入学、今が最大のチャンスだ」
「この4カ月でオンラインの教育環境を一気に整備すべきだ」
という声が、政治や評論家から聞こえてくる。
しかし、これだけ問題を抱えた教育現場に、これ以上の負担となる9月入学を強いるのが、果たしていまやることだろうか。いま社会が最優先でやるべきなのは、子どもの学力保障と心のケアであり、目指すべきは一日も早い学校再開のための感染対策だろう。
では、もし今年、9月入学になった場合何が起こるのかをシミュレーションする。
まず9月入学の前提は、全国的な感染拡大で学校再開のめどが夏まで立たないことだ。その場合9月入学のメリットは、次の3つだ。
1)子どもの健康と安全を守る。
2)休校による教育課程の遅れをリセットできる。入試への準備期間が確保される。
3)外国の学事暦と同じとなるため、海外へ(から)留学しやすくなり、教育のグローバル化、日本の国際化が進展する。
1番目は、安全を最優先したもので、緊急避難的な対応として考えられる。
2番目は、今年度受験を控えている学年の子どもや保護者、教育関係者にとっては望むところだろう。いま多くの学習塾や予備校も休業しており、年明けすぐの入試に不安を抱えている家庭や児童生徒も多いはずだ。
3番目は、日本をグローバルスタンダードに合わす絶好の機会だという話だ。現在諸外国では、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、中国、ロシアは、基本的に9月入学だ。だからこれらの国の大学に志願すると、ギャップイヤーと言われる空白期間がどうしても生まれるが、これを解消できる。また海外からの学生が日本の大学を選びやすくなるため、世界の優秀な人材を確保することにもつながる期待もある(もちろん大学自体に魅力があるかどうかが第一であるが)。
いま「9月入学」を声高に叫んでいる人々(特に大人)の多くは、これを理由としている。
ある文科相経験者はこう語った。
「これまでの秋入学の議論は7か月早めるという議論だった。今回は5か月遅くするという議論だ」
子どもにとっては大きな問題だが、こうした詰めの議論はいま行われているようには見えない。
では次に今年9月入学を導入した場合のデメリットをシミュレーションする。
1)待機児童の急増
小学校の入学が後ろ倒しとなることで、来年小学校に入学予定の年長の児童、およそ100万人が5カ月間、幼稚園か保育園に通い続けなければいけない。これに伴い、新たな幼児の受入れは難しくなり、その分の待機児童が増加し、その間シングルや共働きの家庭は立ち行かなくなる。
2)児童生徒の学年の分断
学年を構成する児童生徒の誕生月を9月からにすると、現在の学年を分断することとなる。つまりこれまで同期だった児童生徒の学年が2つに分かれることになる。
3)新入社員ゼロ
学生が9月入学となれば卒業は7月前後。企業の新入社員は来年4月から数か月間いなくなる。
4)学校年間計画見直し
学校現場は行事の時期や授業計画など大幅な見直しが求められる。
また、国や自治体では9月までに、以下の課題をクリアする必要がある。
1)法律の改正(学校教育法など)
2)追加で発生する約半年分の学費や生活費などの家庭・学生への補償
3)各自治体の条例・規則・通達の変更やシステムの改定
4)会計年度を見直さない場合、国や自治体で予算・会計年度とズレが生じることによる事務的な課題
コロナがいつ収束するか不明な状況の中、日本は間もなく景気後退局面に突入するだろう。多くの企業倒産が起こり、失業者や困窮家庭が急増する可能性は高い。こうした状況が予想される中で、さらに上記のような負担が増えることに、日本の社会、企業、学校、家庭は果たして耐えられるのだろうか。
29日の衆議院予算委員会で安倍首相は、9月入学について「これくらい大きな変化があるなかで、前広に様々な選択肢を検討していきたいと考えております」と述べ、9月入学に向けて一歩踏み込んだ。
<figure class="image-area figure-center" style="width: 700px;"> <figcaption>「大きな選択肢のひとつ」と発言する萩生田文部科学相</figcaption> </figure>また萩生田文科相も、「仮に我が国の社会全体の問題として広く国民の間で認識が共有できるのであれば、私としては大きな選択肢の一つだと思っております」と述べ、9月入学の検討に前向きな姿勢を示した。
地域によってコロナの感染状況も違う中、一刻も早く学校を再開したい地域も多い。果たしてこの数か月で、9月入学への国民的なコンセンサスは取れるのだろうか。
最後にもう一度言うが、私は9月入学の検討には賛成である。
しかし今声高に9月入学を叫んでいる政治家や評論家には、ぜひ教育現場の声を聞いてもらいたい。それでも「そんなことを言っているから、改革が進まないんだ」「現場は変わりたくないだけだ」という人もいるだろう。
平時であれば私もそう思う。しかし繰り返すが、いま大人に求められているのは、一日も早い学校再開への不断の努力と子どもの学力保障、心と体のケアではないか。
【執筆:フジテレビ 解説委員 鈴木款】
昨日の「関口宏 サンデーモーニング」(TBS系列)の「風をよむ」には、思わず失笑した。
タイトルが「インフォデミック」だという。TBSの説明(下記に記事を引用)によれば、それは「インフォデミックとは、インフォメーションとエピデミック(流行)を組み合わせた言葉で、根拠のない情報が大量に拡散する状況」を意味するとか。だが、ネットで検索しても、この造語自体は大して拡散してはいないようだ。
昨日の「風をよむ インフォデミック」の映像は何故かすでに消去されているので、ここに紹介することはできない。ただ、印象に残ったのは、姜尚中が「関東大震災当時に起きたあの悲惨な事件」という表現で、関東大震災時に起きたとされる「朝鮮人虐殺事件」に触れたこと。これを出発点に「インフォデミック」を語るのだから、話しは自然に「人権」「平和」といったお定まりの「お花畑談義」に進んでしまう。造園屋に過ぎない私大教授が「人類の…」という調子のホラ話を開陳、青木某が安倍批判をしてオシマイ。
私は、武漢肺炎報道で危惧すべきは、インフォデミックの心配などではなく、マスメディアの横並び報道、コトの核心を避ける世論誘導にあると思う。一例を挙げれば、都道府県別の感染者数一覧が表示されることは少なく、表示される場合でも「日本で感染した人の人数」と断っている。しかしながら、その感染者数に占める外国人の割合が示されることはない。姜や青木某のような連中は、感染者の中に占める外国人の割合を公表すること自体が、「差別」「ヘイト」だと言いたいのだろうが、感染の実態を国民に伝えることが「ヘイト」などとはとんでもない話だ。詳細が明らかになれば、国民はそのデータに基づいて、自らを守る方法を考えるだろうから。
パンデミックの真っただ中に、視聴者に「インフォデミック」とやらのお説教。さすがワースト偏向番組の面目躍如。
TBSはこの災厄を囃し立てたりせず、事実に基づいてクールにセクシー(?)に報道すべきだろう。全然、期待はしていないけど…。
2020年3月15日「風をよむ~インフォデミック~」
WHO(世界保健機関)シルヴィー・ブリアン氏「情報が感染症のように拡散する状況です。この状況を我々は“インフォデミック”と呼んでいます」
インフォデミックとは、インフォメーションとエピデミック(流行)を組み合わせた言葉で、根拠のない情報が大量に拡散する状況を指します。
例えば・・・
オーストラリア・シドニーのスーパーにいる女性たち「離してよ!」「触らないで!」
オーストラリア・シドニーのスーパーで7日、突然始まったケンカ。黒人女性が、二人の女性に殴られています。
黒人女性「1パックだけでいいのよ」2人組「ダメ、渡さないわ」
けんかの原因はトイレットペーパー。
オーストラリアでも、トイレットペーパーがなくなる、というデマが広がったのです。
トイレットペーパーといえば、日本でもドラッグストアやスーパーに、多数の客が殺到する光景が相次ぎました。
その原因も、インターネット上に広まった“デマ”情報でしたが、今回、その投稿者の一人が明らかになったのです。
鳥取県米子市の米子医療生活協同組合は、勤務する職員が、「トイレットペーパーが品薄になる」というデマの、投稿者の1人だったことを確認、公式サイトで謝罪しました。
この職員は 「伝え聞いた情報を確認せずにあげてしまい、大変迷惑をかけた」と反省しているといいます。
感染拡大の不安が広がる中、騒ぎの種をまき散らすデマ情報。日本国内では・・・
「ウイルスは26~27度で死ぬのでお湯を飲んだ方がいい」あるいは、「花こう岩から出る紫外線が、強い殺菌力を発揮する」など、新型肺炎の治療に関する、根も葉もないデマの書き込み。
海外でも・・・
マレーシアでは、「新型コロナウイルスに感染すると、ゾンビのような状態になる」という偽情報がひろがり、慌てた保健省が、強く否定。
またイランでは「アルコールを飲むと、ウイルスの治療に効果的」というデマがインターネットで拡散。それを信じて密造酒を飲んだ27人が、メタノール中毒で死亡するという、悲惨な結果を生んでいます。
情報の混乱は、デマの拡散にとどまりません。
先月、ロンドンの若者グループが、シンガポールからの留学生に、「この国にコロナウイルスを持ち込むな」など、暴言を浴びせながら暴行。
またニューヨークでは、電車内で、アジア系とみられる男性が、除菌スプレーのようなものを吹き掛けられる、という事態も発生。
根拠のない情報に基づく、アジア人に向けられる、嫌悪・差別のふるまい。新型コロナウイルスの蔓延が止まらない中、人々の心が、すさみ、とげとげしさを増していくようにも見えます。どうして今、こんな現象が世界的に起きているのでしょう? 専門家は・・・
新潟青陵大学(社会心理学)碓井真史教授「なにか大きな災害や害悪が起きると、とても不安になりますので、自分のよく知らない存在を恐怖に感じる。何か困ったことが起こると、誰かのせいにしたくなる。そんな心があるのかなと思います」
非常事態が生み出す、“不安”や“恐怖”から逃れたいという心理が、デマ情報や差別的言動を引き起こさせる、といいます。
そんな中、インターネット上で、話題になっているのは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休校となったイタリアのある高校の校長のメッセージ。
校長は、根拠のない噂話や、馬鹿げた治療、必需品を買いあさることなどを、「市民生活における野蛮な行為」とした上で、こう書いています。
「見えない敵に脅かされた時、敵があちこちに潜んでいるかのように感じ、自分と同じような人も潜在的な敵だ思い込んでしまう。それこそが、真の危険なのです。冷静さを保ち、パニックに巻き込まれないこと。せっかくの休みだから、 散歩したり、良質な本を読んでください。合理的な思考で、私たちの貴重な財産である人間性と社会を守っていきましょう。では、近いうちに。学校で皆さんを待っています」
イタリアと同じように休校が続いている日本。
高校2年生・男子生徒「楽しい時間を奪われたという言い方は変ですけど。ちょっと悲しいかな」
中学2年生・男子生徒「学校は友達と話したり、会えたりして楽しい。行けなくなるのは残念です」
小学2年生・女子生徒「(学校に)行ければ、今すぐ行きたい」
今朝(2020.2.23)の「関口宏サンデーモーニング」を見て、心底怒りが込み上げてきた。
武漢肺炎を採りあげているのだが、日本政府の対応をあげつらうばかりで、何かが欠けている。番組最後のコーナー「風をよむ」を見て、なるほどと思った。今朝のテーマは「感染症と差別」。(下記映像の後半部分。この映像は早晩見られなくなると思うが…。)
中国では、武漢市が完全封鎖され、他の55都市も戒厳令並みの規制が加えられている。一方、日本のマスメディアは国民の目を意図的に「ダイアモンド・プリンセス」に一点集中させ劇場化して、本当の事態の深刻さを誤魔化している。
こんなとき、「感染症と差別」をテーマにしたお喋り。まさに、護憲派、お花畑住民の戯言としか聞こえなかった。「人権屋」の谷口真由美、法大総長の田中某、元外務次官の藪中某などの出演者は、この休み明けの満員電車に乗ってみろ、と言いたい。経済評論家・上念司はこのようなお気楽なコメンテーターを「世田谷自然左翼」と名付けたが、まさにズバリだ。
今こそ必要なのは、手洗いとアルコール消毒だけで本当にこの危機を乗り越えられるのか?という議論だろう。中国人を差別するな、とか何とか言って、話しを誤魔化すなと言いたい。
現在の日本政府の対応策が正しかったかどうかは、早晩わかるだろう。55都市を封鎖した中国政府、会社・学校はそのままで手洗いだけを勧めた日本政府、どちらがまともな対応だったのか、いずれわかるときがくる。
サンデーモーニング 2020年2月23日 [字] クルーズ船で死者2人…政府対応の是非は▽張さんキャンプ行脚
TVなどのマスメディアは、武漢肺炎に関して枝葉末節の情報は熱心に伝えるが、国民の安全を守るための肝心の方策については、口ごもるばかりだ。
まず、近隣アジア諸国の対応についてだが、台湾、韓国、シンガポール、マレーシアは、学校の休校措置をすでに取ったと言われる。TVワイドショーでは、この事実に触れていない。日本は保健衛生の先進国だから、他のアジア諸国とは違うのだという、誤った優越感を感じる。それとともに、学校や会社を休みにしてしまうと、東京五輪の開催に支障が出る。習近平サマの国賓来日も控えている。そんな打算、忖度で、国民の安全を犠牲にしているとしか思えない。
この三連休が明けると、多分、感染者が急増し、さらにパンデミックと呼ばれる状態に近づくだろう。世界有数の人口密度、満員電車、ワーカホリックの国なのに、国民に「会社・学校を休め」とは絶対に言わない政府。「お上のご命令」がなければ決して動かない国柄なのだから、これは国民を崖っぷちに追いやっているのと同じだ。
昨晩、皇居で晩さん会が予定通り開かれた。安倍首相も出席したそうだ。きょう(24日)は東京ドームあたりで乃木坂なんとかの5万人コンサートが開かれるという。この能天気ぶりには、正直、怒りを覚える。
かつて魯迅大先生は「子供を救え!」と記した。現在の中国は相変わらずの「人が人を喰う」社会ではあるものの、中共(=中国共産党)の強権政治で遅ればせながら「対策」が採られている。
しかしこの国の政府は、マスクをして、手を洗えと言うばかり。しかも、肝心のマスクは入手困難。そんな状態なのに、東京五輪が中止になっては困るという思惑だけで、国民の健康、安全など一顧だにしない。
福島原発事故時の菅直人と、武漢肺炎の安倍晋三は、実にその行動が瓜二つ。安倍に期待していた私がバカだったと今思う。
私が今できることは、明日、早くホーム・ドクターに会って、多めに常備薬をもらうこと。街の開業医は、自らに危険が及ぶことを知っているから、絶対に(武漢肺炎と)疑わしい患者を診察しない。すなわち、パンデミックになれば、医院を休業する気だ。悪名高い日本医師会のやり口だ。
そして、外出をしないことだ。危機は間近に迫っている。
ダイアモンド・プリンセス騒動ばかり報道するTV各局だが、いよいよ国内での感染者が出始めるに及んで、視聴者の目をごまかすことはできなくなった。
たまたま私は、昨晩から微熱があり、腹痛が続いた。こんな時、こんな場所で、この症状。家人からは〇〇肺炎ではないかとからかわれた。家人は、昨年11月末から12月初旬までの9日間、クルーズ船「ダイアモンド・プリンセス」のツアーに参加したので、今回の騒動には特に関心があるようだ。
いま、さらに和歌山の医師も「武漢肺炎」に感染していることが報じられた。懸念された市街地での二次、三次感染が現実化した。
一連の報道を見ていると、マスメディアに対する不信がいっそう募る。観光客が減るから、中国進出企業が迷惑するからなどの理由で、「大したことはない」と言い続けてきたが、それが完全に裏目に出た感じがする。東京五輪の開催に支障が出ては困ると思ったのだろうが。
「東京五輪はかなりの確率で開催できない」と思っていたが、イヤな予感が的中するのかも知れない。思い返せば、福島原発事故の”真実”を隠ぺいするために、東京五輪開催を強行した政府関係者の責任は大きい。マスメディアもこれ以上、五輪騒動を煽るべきではない。
私は、国内のどこかで大災害が起きて、五輪開催も危うくなると思っていた。それがどっこい、敵は武漢からやってきた。
新型コロナ都内でタクシー運転手の感染確認
2/13(木) 17:49配信
Nippon News Network(NNN)
台湾のTVニュースを見ると、連日「武漢肺炎」という文字が躍っている。このブログでは、それに倣って武漢肺炎と記してきた。
ところが、日本のマスメディアは、例外なく「新型コロナウィルス」「新型ウィルス肺炎」「新型肺炎」のどれかを使っている。武漢市で発生した新型コロナウィルスによる肺炎なのだから、「武漢肺炎」が最も的確な表現のはずなのだが…。
この疑問に関して、白川司 氏(月刊誌「Will」編集長)が明確に応えている映像を見つけた。(下記参照)
白川によると、今回の新型肺炎は「武漢肺炎」と呼ぶべきであるのに、NHKをはじめとするマスメディアは、中国への忖度、遠慮のために決してそう呼ばない、とのことだ。(下記映像の7:00前後)
やっぱりね、と私も思う。この国では、モノゴトの核心を衝く言葉を決して使わず、周辺の曖昧な言葉で置き換え、誤魔化す。敗戦を終戦と言い換えたのが、その典型だ。最近では、原発事故を「冷温停止状態」という造語でうやむやにした。
もし、新型肺炎の発症地が台北だったら、NHKはこの病名を何としただろうか? NHKによれば、台湾は「国」ではなく、「中国」の一部である「地域」。だから、「台北肺炎」と名付けるのは、中国サマに失礼だ、と考えるのか。あるいは、蔡英文政権に打撃を与えるために、「台北」「台北」と強調するのか。
この場合、NHKは「台北肺炎」と名付けると私は思う。それがNHKらしさですからね。
【白川 司】武漢発 新型ウイルスで中国共産党は死ぬ【WiLL増刊号 #129】
安倍首相と懇意のはずの作家・百田尚樹氏が、新型肺炎への政府の対応をめぐって、安倍首相を批判した。今朝(1月30日)の「虎の門ニュース」で一幕。
「今の日本政府の対応を見ていると、150年前の江戸幕府と全く同じ。黒船来航に対抗策を考えることもなく、ひたすら”黒船が来るとは限らない”と願い続けた」と百田氏。黒船をコロナ新型肺炎と読み換えれば、全く同じだと言う。
評論家・石平氏は「武漢封鎖の直前、共産党の幹部家族は武漢を脱出していた。取り残されたのは権力を持たない住民ばかり」と指摘。私は、福島原発事故の際、家族を海外に逃避させたという枝野官房長官(当時)のことを連想した。
この映像は、早晩(規定通り)消されてしまうだろうから、興味のある方はぜひ。
【DHC】2020/1/30(木) 有本香×百田尚樹×石平×居島一平【虎ノ門ニュース】
普段はTVを見ない私だが、きょうたまたま出先で「ひとモノガタリ~僕がハグを続ける理由」(NHK総合 1月13日16:05~35)を見る機会があった。
番組の詳細は、下記に引用させていただいたが、番組ではいくつか解せない場面があった。まず、この桑原功一という35歳の男性は「教職課程を取って大学をでたあと、世界中をまわり、街角でハグをしてきた」という。ソウルでは反日感情が蔓延する街角でフリー・ハグを求めたら、多くの韓国人が賛同してハグしてくれたそうだ。また、この男性が東京大学の研究室を訪ねる場面があるが、画面に登場する教授は「大学教授」としかテロップが出ず、何故か名前が伏されている。
この人の経歴を検索してみたら、驚くべきことが分かった。彼は創価大学の卒業生らしい。創価大学の卒業生はほぼ紛うことなく創価学会員であると言われる。創価大学の名前を出すと、視聴者の多くは、NHKがさまざまな意図や印象操作を駆使して番組制作していることに気づいてしまう。だから、意図的に隠したのだろう。さらに、この人は単なる「夢想家」ではなく、「フリーハガー・桑原功一」として、講演活動を行っている。彼は、創価学会的世界観に基づく「平和活動」を進める、プロの活動家なのだろう。
四重苦の「炎の作曲家・佐村河内守」をでっち上げたNHK。その反省もなく、またやってしまった! 誇張と捏造を繰り返すNHKには、もはや開いた口が塞がらない。
やはり、「NHKから国民を守る党」(N国党)にご登場を願うほかはない。
1月13日(月) 午後6時05分
韓国の街角で「フリーハグ」を続ける日本人男性がいる。動画再生130万回超、賛否両論が広がるなか男性は何を思い路頭に立ち続けるのか。ひと冬の活動を見つめる。
激しい反日デモの横で両手を広げ「フリーハグ」を呼びかける35歳の男性、桑原功一さん。遠巻きに見つめる人、歩み寄る人、静かに涙を流す人など、ハグは出会った人の感情を揺さぶる。「勇気ある行いだ」「日韓の壁を越えた」と動画再生130万回超の反響が広がる一方、「単なるパフォーマンスだ」と批判も届いている。なぜハグを続けるのか、何を目指しているのか?壁にぶつかり原点を見つめ直そうとする桑原さんの旅に密着。
【語り】YOU
12月4日、松山城南高等学校(私立)の生徒が修学旅行で台湾総統府を参観していたところ、突然、蔡英文総統が現れ、生徒たちに「こんにちわ」と日本語で挨拶し、記念写真を撮ったという。大手メディアは、このエピソードを伝えることもなく、ネット番組だけが採りあげた。
「虎の門ニュース」(12月6日)では、国際政治学者・藤井厳喜氏が「台湾への修学旅行は、東京裁判史観あるいは自虐史観に対する解毒剤となる」と指摘した。
中華民国総統府(=台湾総統府)は、言わば大統領(総統)官邸。建物は、旧台湾総督府として建立された。その建物の一階部分は、希望者に開放されていて、日本統治時代の台湾についても解説員が日本語で詳しく説明してくれる。
藤井厳喜氏によると、台湾への修学旅行生は五万人を超え、ダントツの一位だという。総統府参観によって、近代日本の歩みが実感できるとなれば、これこそ最も有益な修学旅行になるだろう。
《松山城南高等学校のホームページより引用》
2019年12月5日
台湾総統府を訪れた台湾班に厚いおもてなし
12/4に台湾班(調理科60名)が台湾総統府を訪れました。
修学旅行生の代表的な訪問先の1つである台湾総統府は、日本が統治していた時代に建築された築100年の建物です。
生徒たちは、正面玄関のホールで、総統府の関係者から現職の蔡英文総統について、等身大のパネルを使って説明を受けていたところ、蔡総統本人が突然ホールに姿を現しました。生徒たちと面会した蔡総統は「こんにちは」と日本語であいさつしたあと「ここは私のオフィスです。台湾へようこそ。タピオカミルクティーは飲みましたか」などとと笑顔で語りかけ、一緒に記念写真を撮られました。
総統府は一部の区域は一般の人も見学できるようになっていますが、蔡総統が見学区域に姿を現すことはまれで、トップの突然の登場に、生徒たちからは驚きの声があがっていました。
蔡総統のサプライズに、加藤大和さん(椿中出身)は「(総統が)突然来たのでびっくりしました。初めての台湾で一番の思い出になりました」と話していました。蔡総統と握手した女子生徒の1人は「建物を見て回って終わると思っていたので、本当に来るとは思いませんでした。握手した蔡総統の手は温かく、手を洗えません」と嬉しそうに話していました。
出典 NHK 愛媛 NEWS WEB/愛媛新聞ONLINE