澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

マスメディアは何故緊急速報を流さない? 福島原発4号機冷温装置が停止中

2012年07月01日 09時09分46秒 | マスメディア

 たったいま、福島第一原発4号機核燃料プールの冷温装置が停止中。地震が起きたわけでもないのに、ポンプ2台が作動せず、プール内の水温が上昇し続けている。このままでは、あと40時間で摂氏65度の警戒温度に達するという
 
 だが、TV各局は、この情報を緊急速報としてテロップで流したりはしない。原発は「冷温停止状態」だという、民主党政権の詐欺師的宣言を鵜呑みにしているのか、あるいは、民主党政権とグルなのか、いずれにしても国民に正確な情報を伝えようとする意思は全く感じられない。どうでもいいような事件やゴシップでは緊急速報を流すくせに、日本の命運を決するような情報は、まるで無関心を装う。

 「国民をパニックに陥れないため」という理由なのだろうか? これでは、次の大地震がきたとき、最も懸念される4号機プールの状況は、ひた隠しにされる可能性が高い。国民が気づいたときには、首都圏まで放射性物質がばらまかれ、二千万人の国民が「無理心中」を強要される事態となる。
 TV各局は、アホなバラエティ番組を垂れ流しにせずに、たった今、冷温装置が停止して、水温が上がり続けている福島原発4号機プールのLIVE映像を放送すべきだろうが。

 

4号機プールで冷却装置停止=ポンプ2台に異常か、福島第1―東電

時事通信 6月30日(土)23時34分配信

 東京電力は30日、福島第1原発4号機の使用済み燃料プールの水を冷却する装置で異常があったことを示す警報が鳴り、自動停止したと発表した。
 東電や経済産業省原子力安全・保安院によると、警報が鳴ったのは30日午前6時25分ごろ。冷却装置に2台あるポンプがいずれも動かなくなり、モーターを制御する非常用電源装置が故障した可能性があるという。
 東電は1日以降、復旧作業を始める方針。冷却装置が停止した際に31度だったプールの水温は、30日午後6時時点で36.6度に上昇したが、保安院は「保安規定の上限の65度に達するには約60時間の余裕がある」としている。