澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

桐朋学園オーケストラ演奏会

2018年01月14日 11時18分17秒 | 音楽・映画

 友人と一緒に「桐朋学園オーケストラ定期演奏会」に行く。
 大学のオケと言えば、アマチュアの同好会という感じで、演奏技術はイマイチ。別の分野に専門があるのだから、音楽はそこそこの水準なのは致し方ない。

 しかし、このオケは全く違う。音楽専攻の学生たちだから、優れていて当然とも言えるのだろうが、実際に演奏を聴くと、プロのオーケストラとそん色がないように思われる。

 今回、音楽学部3年生の堀内麻未さんのピアノでラフマニノフ「ピアノ協奏曲第三番」を聴いたが、オケとの呼吸もバッチリ、素晴らしい演奏だった。
 リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」は、デッドな音響のホールの影響もあってか、木管、金管楽器がくっきりと浮かび上がって、その熱演が光った。一方、スメタナ「歌劇”売られた花嫁”序曲」は、弦楽器群の緻密なアンサンブルが際立った。ピアノの堀内麻未さんがアンコールとしてソロ演奏した「パガニーニの主題による変奏曲」も素晴らしかった。