先日、家人が三回目のコロナ予防接種を受けてきた。接種場所は、普通の開業医で、ワクチンはファイザー。何と「期限切れ」(2021.12.31が接種期限)のファイザーを接種されたと言う。ネットで検索すると、政府は接種期限の三か月延長を認めているらしい。
家人は、「開業医にワクチン保管を委ねるのも心配。加えて、期限切れを接種するのだから、多分効かない。発熱もしないと思う」と大胆な”予言”。結局、大した副反応もなく、今日にいたっている。
TVワイドショーは今なお、「ブレークスルー感染」の恐怖を煽り、三度目のワクチン接種を呼びかけている。これって、大量在庫のバーゲンセールではないのか。
国会中継で立憲民主党の議員が、未配布の「アベノマスク」を税金の無駄使いだと指摘し、雑巾に使うのがせいぜいだ、と毒づいていた。この論法を使うのなら、さぞかしワクチンの無駄使いを追及していただけるに違いない。
諸外国と比較すれば「さざ波」程度のコロナ禍を針小棒大に騒ぎ続けたこの国。肝心のことには目を向けず、枝葉末節に大騒ぎ。このパターンの繰り返しと集積が、我が「日本史」というものではないか、と近頃気づいた次第。