澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

高市早苗潰しの茶番劇を考える

2023年03月20日 10時56分53秒 | 政治

 昨晩、百田尚樹が自身の「百田チャンネル」で「岸田首相が高市早苗経済安全保障担当大臣を解任するかも知れない」と警鐘を鳴らした。立憲民主党の杉尾秀哉・参院議員との質疑応答で「国会軽視」の発言があったとして、岸田首相が高市早苗を解任するという複数の内部情報が広まったためらしい。

 今朝、YouTubeで国会中継(参院予算委員会)を見たら、会議の冒頭、高市大臣がお詫びとも釈明ともつかない微妙な言い回しで発言し、末松某という予算委員会委員長が「敬愛精神を持て」というようなことを高市にお説教し、この騒ぎは収束した。結局、高市は解任されず、立憲民主党の審議拒否も実現しなかった。これぞ茶番劇と言えるだろう。

 問題なのは、コトの経緯を新聞、TVがどう報道するかだ。映像を切り取って、高市が末松某にたしなめられたという場面ばかり流すのではないか。安倍晋三亡き後、安倍なき安倍叩きとして、高市早苗は格好の標的だった。とりわけ放送利権に関わる問題でもあったので、マスメディアはグルになって高市攻撃を進めた。
 
 今朝、もし高市解任が行われたとしたら、岸田文雄のダメさ加減を思いっきり知らされたはずだった。世襲のバカぼん、覇気がなく、野球も下手、二浪でやっと早大法に引っかかった。高市はまさに岸田の対極。自力で神戸大経営、世襲ではなく松下政経塾、バイク乗りで度胸満点。こんな人物を葬るつもりだったのか?

 

 

【国会中継】参院予算委 「令和5年度総予算」一般質疑(2023年3月20日)