田原総一朗が北朝鮮拉致被害者・有本恵子さんの両親に提訴された。
TV番組「朝まで生テレビ」で田原は、有本恵子さんと横田めぐみさんが「…外務省も生きていないことはわかっている」と発言、これに対して有本夫妻が損害賠償請求を起こした。
TVでは、大言壮語というのか、いつも大口を叩いている田原だが、提訴を受けてどう反応したのか?
「有本夫妻を傷つけたことは、申し訳ない」と謝ったかたちをとっているが、発言内容については事実であるとして、外務省幹部が語った取材テープもあると広言、それを裁判所に提出してもよいとしているそうだ。
この発言は聞き捨てならない。取材源の秘匿というジャーナリズムの根幹に触れる問題であるとともに、もし取材テープが法廷の場に持ち込まれれば、有本夫妻はさらに精神的に傷つけられることになるだろう。有本夫妻は、もう80歳を超えている。田原の保身のためだけに、二重の苦しみを味わうことになりはしないか。
この発言で、田原総一朗がどういう人間かよくわかる。自己保身と自己顕示欲…それだけの男だということが。付け加えれば、実娘をテレビ朝日にコネ入社させた”家族愛”の持ち主でもある。 有本家のことなどどうでもいいと言うのだろうか…??
こういう男が、偉そうに日本の政治・社会を批判する資格などあるのだろうか。
有本さん夫妻、「生きていない」発言で田原総一朗氏提訴へ
ジャーナリストの田原総一朗氏(75)が、拉致被害者の横田めぐみさん(失踪(しっそう)当時13歳)と有本恵子さん(同23歳)について「外務省も生きていないことはわかっている」などと発言した問題で、有本さんの父・明弘さん(81)と母・嘉代子さん(83)(神戸市長田区)は16日、精神的な苦痛を受けたとして、田原氏に1000万円の慰謝料を求める訴訟を神戸地裁に起こす。
訴状などによると、田原氏は、4月25日に放送された討論番組「朝まで生テレビ!」で、政府が2人の生存を前提に交渉していることが日朝交渉を難航させている旨を指摘し、2人は「生きていない」と発言した。有本夫妻は「外務省高官から伝え聞いたかのような虚偽を、テレビを通じて広く全国に伝えたことは違法性が高い」としている。
読売新聞の取材に嘉代子さんは「拉致は個人ではなく、日本の問題。これまでの苦労を顧みない発言に多くの人が腹が立ったと思う」と話し、明弘さんは「田原氏には発言を訂正してもらいたい。訴訟を通じて、政府に事実を明らかにするようメッセージを送りたい」と話した。 田原氏は「表現は乱暴だったが、外務省高官への取材に基づく発言であり、今後、そのことを法廷で主張していく」とコメントした。
(2009年7月16日 読売新聞)
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このような男が偉そうに話しているTV番組は見たくも無い!
頭の中はカラッポのくせに、何でも俺は知っているというスタンスの男は最低です。