澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台湾独立派から見た「辛亥革命100周年」

2011年10月11日 12時35分51秒 | 台湾

 林建良氏が主宰する「台湾の声」に「台湾で”シナ共和国(リパブリック・オブ・シナ)100周年”国慶節」という一文が掲載されている。
 台湾独立派が「辛亥革命100周年」をどう捉えているかよく分かる。
 いよいよ、来年の総統選挙が台湾の将来を決することも…。

 

【ニュース】台湾で「シナ共和国(リパブリック オフ シナ)100年」国慶節

 『台湾の声』より転載

 台湾で10月10日、100年前の辛亥革命によって建国されたシナ共和国「中華民国」の“建国100周年”祝賀式典が開かれた。

 式典で馬英九総統はシナ共和国「中華民国の存在は過去形ではなく、現在進行形だ」と述べ、「中華民国」が現在も続いていることを強調した。馬総統は、“国父”(孫文)の建国の理想は当時“大陸”(中国)では実施される機会がなかったが、それは台湾で実現したと語り、“大陸当局”に対して、“国父”の建国の理想である「自由、民主、均富」を忘れてはならないと呼びかけた。

 一方、来年1月の総統選挙で政権奪回を目指す野党・民進党の蔡英文主席は、台北の祝賀式典には出席せず、台南で開催された「中華民国」国旗掲揚式に出席した。蔡主席は、「(辛亥革命、シナ共和国「中華民国」建国100周年などの)歴史事件を記念するのはよいが、台湾の主権が損なわれてはならない」と述べ、国民党と中国が辛亥革命を語る際に「一つの中国」が強調されることに懸念を示した。

 蔡主席は9日に、「シナ共和国「中華民国」政府はすでに台湾の土地、人民と一体化している。今日のシナ共和国「中華民国」政府は、すなわち台湾の政府である」、「シナ共和国『中華民国』もしくは『台湾』、どのように呼ぼうが、いずれも台湾の政府である」との考えを表明しており、「中華民国=一つの中国」、「台湾は独立しない」と主張する馬総統が現実離れしていることを浮き立たせた。



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