澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台北から九分(きゅうふん)、基隆へ散策

2012年12月11日 09時12分23秒 | 台湾
 12月3日(月)、台北駅から台鐵(台湾鉄道)の普通列車で瑞芳へ約一時間。台湾の鉄道は、乗客マナーがとてもよくて、これまで騒がしいとおもったことはなかった。だが、今回は別。一緒に乗り込んだ中高年の男女9名が騒がしいこと。ハイキングのような出で立ちだったので、私たちと同じく九份に行くのだろうか。

 騒がしい連中の反対側には、むつまじいカップルもいた。ホントは写真を撮ってはいけないのだろうが、思わず車内を撮影するという名目で撮ってしまった。



 瑞芳は、九份への入り口。多くはバスで九份に向かうが、われわれは時間が限られているので、タクシーを使った。

 

 九份をざっと歩いて、さらにタクシーで基隆の街へ。


(基隆港)

 基隆は、日本時代に拓かれた港町。日本への往来のほとんどは、この港が使われた。したがって、港の周りには日本時代の由緒ある建物が残っていて、ノスタルジーを掻き立てる。


海港大楼=日本時代の税関・郵便局。内部は今もそのまま使われていて、史跡としても保存されている。)

 昼食を「1915海洋珈琲館」※で摂った。ランチタイムのメニューである「海鮮うどん」は、日本円で400円くらい。デザートとドリンク付き。友人達によると、この海鮮の味は絶品だったとか。私は別メニューを頼んで失敗したのが悔やまれる。
 この珈琲館が入っているビルは、「陽明海洋文化芸術館」と呼ばれ、文字通り1915年に「日本郵船ビル」として建てられた。図らずも由緒ある歴史的建造物の中で食事が出来たわけで、それだけでも基隆を訪れた価値があった。


(「海鮮うどん」と旧・日本郵船ビル)

 基隆の街角には、次のような橋の一部も残されていた。わずか50年の日本時代だったが、日本人が残した近代化遺産は、そこかしこに眠っている。




※  http://blogs.yahoo.co.jp/nipponia_nippon3/63332360.html


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