the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESのモチーフをつい探してしまう。
それとは無関係に・・・。

急に雨が降ってきて駆け込んだカフェで一息ついて、
濡れずに済んだGITANESを何本か吸う、
その場面を写ルンですで撮った写真。

もう10年以上も前の、それもたった3日ほどの通りすがりだったが
今でも煙と街や人との溶け込み方が鮮烈に頭に残っている。
カフェに座りながらでも、歩きながらでも多くの人がタバコを吸い、
吸殻は道の隅にポイと捨てる。頻繁に道路清掃車がそれらを掃除する。
若い男が擦り寄ってきて、フランス語ができない私に身振り手振りで
「1本くれ」とタカリに来て、GITANESを差し出すと驚く。
多分「アメリカか日本のタバコが吸えると思ったのに、どうしてこいつは
GITANESなんか吸ってるんだ?」という驚きだったのだろう。
案内人は、
「空気の流れない場所では禁煙です。公共施設ではだんだん禁煙場所が
増えています。貸切バスの中でも禁煙です。空気が流れないから。
それ以外は大体OKです。」と言った。

煙には寛大な街だった。


以下引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
フランスで公共スペースが全面禁煙に
2008年01月03日 13:56 発信地:パリ/フランス

【1月2日 AFP】(1月3日 写真追加)フランスで1日、バーやレストラン
を対象とする禁煙スペースの拡大が実施された。バーの経営者は灰皿を
撤去、愛煙家は路上で喫煙することを余儀なくされ、これで公共の場は
完全な禁煙スペースとなった。

 これは、欧州で喫煙者の最後の砦であったフランスの喫煙文化が今後
大きく変化していくことを示している。首都パリでは特に、カフェでの
社交とたばこは昔から切っても切れない関係だった。

「コーヒーを飲みながら、たばこを吸うという楽しい時間が永遠に失わ
れた」と、カフェの外でたばこを吹かしながら語るのは愛煙家のBrigitte
Cabouletさん。

 寒い屋外でたばこに火をつける多くの愛煙家と同様、Cabouletさんはお気
に入りのカフェで二度と喫煙できない事実を甘んじて受け入れると述べつつ
も、「フランス人はこのまま、どんどん米国人化していくのよ。香水を使え
なくなる日もいずれ来るんじゃない」と皮肉混じりに語った。

 不満の声がある一方で、世論調査は今回の禁煙スペースの拡大が幅広い支持
を得ていることを示している。同国では昨年2月からすでに、企業などの職場
や店舗をはじめとする公共の場での喫煙が禁じられている。

 今後は、公共の場でたばこに火をつければ最高450ユーロ(約7万4000円)
の罰金が科せられ、施設の責任者にも最高750ユーロ(約12万4000円)の罰金
が科せられる。(c)AFP

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

とうとう始まったようだ。
おそらくこの流れはもう逆流しないだろう。
GITANES嗜好を再開する楽しみが減った。





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