the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESもそのように、甘く感じる時期があったのだ。
それとは無関係に・・・。


引用
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エクレール---それは、シュークリームを細長くしたようなもので、
シュークリームとちがっているのは、表面にチョコレートがかかって
いることだ。
 これをたべるには、上品ぶってフォークなどでつついていたら、
なかにいっぱいつまっているクリームがあふれだして、しまつの
おえないことになる。そばを、つるっとすくってたべるように、
いなずまのような早さでたべなくてはならない。
そのためフランス語でも、この菓子の名前を「いなずま(エクレール)」
というのである。
(理論社 大石真・著 『チョコレート戦争』より抜粋)

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」]」」」」

一昨日車で信号待ちをしているときに、すぐ横の店のウィンドウを
眺めていて、唐突に思い出した。
数十年前、我が家の本棚にあった本のことだ。
多分兄か姉のために親が買い与えた本だったと思われる。
私も何遍も何遍も読んだ本で、読んだ覚えのある本の内
最も古い部類の一つでもある。

『チョコレート戦争』 大石真・著  北田卓史・挿絵
理論社

初めて出版されたのが1965年だから、私が生まれる前だ。

私もはじめはおもちゃとして認識していたものを、ようやく文字が
読めるようになってからはそれを「本」として認識し、そして読み始めた
のだろう。


突然思い出してしまってからは気になって仕方なくなって、
昨日本屋の児童書コーナーへ行った。
チョコレート戦争は探すまでもなく、普通に並んでいた。

装丁は変わってしまったが、中身は紛れもなくあのチョコレート戦争だ。


帰宅後すぐに読み終わってしまった。

そして、今読んでみてもまだ面白かったので
なんとなくホッとしている。

著者も挿絵画家も既に亡くなったらしい。
しかし彼らの作品は残り、私は数十年ぶりにそれを読んで
「おお!」「ああ!」なんて呟きながら感心させられた。
すごい仕事だ。


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