the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANES要らずの快適な時間。
それとは無関係に・・・。

休日というのに、朝っぱらから

ピンポーン

と玄関チャイムが鳴る。
モニタには金髪の若い男。
近所一帯で水道管工事をやっているのだが、その工事
関係者である。

我が家の水道栓を取り替えるかどうかの問い合わせだった。
今なら市の費用でできるのだが、別に取り替えなくても
問題はないらしい。

どうするべきか迷っていると(何しろまだ脳みそは寝ていた)
「今やっておくほうがいいですよ。後日になると
当然自己負担ですから。」と言う。
じゃあお願いします・と玄関先で別れて、もう一度
寝ようと思ったものの、強烈な音とともに工事が始まって
しまった。
こうなったら、もう寝るのは無理だ。


家の前の道路を掘り返しているもんだから、車を出すことも
できず、簡単な朝食を済ませてしまうと、もうやるべきことも
ない。贅沢というか単に暇というか。


ブランケットと文庫2冊を持って、中庭の椅子に移動し、
犬も招き入れてひたすら読書。
ブランケット好きな犬は、私の目を盗んでブランケットを
そーっと奪おうとするが、そうはいかん・と奪い合い。
朝からどんよりとした曇り空なので、屋外でも暑くもなく
寒くもなく快適だ。
そうか、屋外も書斎と読んでしまえば、豪華な感じもする。

風が吹くとさすがにややひんやりするが、ブランケットの
おかげで平気である。つま先が適度に冷やされ、それも
心地よい。

工事の音は相変わらず大きいが、ウォークマンのイヤホン
を耳に突っ込めばそれも気にならない。
工事の騒音が時折止むと、スズメなどの鳴き声がひたすら
続く。
小さいカエルとヤモリが時折足元をチョロチョロ通るが、
別に気になることもない。

カネも使わずに、贅沢なもんだ。



結局犬はひざの上に頭をのせて寛ぎやがるので、こっちは
動くこともままならず、おかげで本を1冊読んでしまえた。

暗くなると水道工事も終わり、ようやく買い物にでかける。
本を1冊読んだら1冊補充という鉄則を守るべく、書店にも
立ち寄る。
目当ての本がなかったので、とりあえずあまり出費しなかった。

帰宅後、犬の散歩を済ませてまた書斎でゴソゴソする。

ホットカーペットを屋根裏から引っ張り出したりしてから
さらに読書。

暦の上では
そろそろアイスコーヒーもシーズンオフだろうか。

しかしまだまだ美味い。



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