こんぺハウス

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超断片的高レベル技術サイト。それがこんぺハウスの目標(汗)

YZ10 リビルド その2

2019-10-19 22:55:00 | ヴィンテージ(off)
この年代のマシンって、どんどんハイスピード化していくレースシーンに
対応しようとした考えがヒシヒシと感じられて好きですね。

小さくコンパクトに、そして丈夫で軽量で......果てしなく矛盾する
要素をよくぞ詰め込みましたって感じ。この長いアームは
現代バギーに繋がる、進化の過程を垣間見た気がしました(大袈裟w)




tqtoshiです。






出て休んで出て今週2日しか働いてませんねw
祝日と会社の創立。どちらも休みにするほど意味があるのか
大いに疑問な私ですが、ココを懲りずにご覧いただいている方は
いかがお過ごしでしょうか。

ツー感じで、ポチポチとリビルドを進めてますYZ10ですが、
組み自体はスーパードックやアソシRC10と同類の「体力許せば無限に行けるw」
楽しさが有りますね。不思議なもんで、この感覚は他メーカーでは
ありません。何でだろねw


YZ-10とtqtosiさんの素敵なかかわり(自分で言うなw)
https://sky.ap.teacup.com/tqtoshi/2409.html ダンパー作ったよ編

https://sky.ap.teacup.com/tqtoshi/2411.html 買ったよ分解編


やっと 永久在庫からの解放 アソシ製ブルーチタンw

僕の場合は年に何台も組み立てますから、ある程度の汎用パーツの
在庫は持っていますが、このアソシ製のターンバックルシャフトは
どーにも使い道に乏しく、かなり在庫として長い期間持っていました。

理由とすると多く造るRC10やその他に長過ぎで使えないのと、
色合い的に(車格もある)使いにくいのが原因。けど今回長さと
車格がこのシャフトに追いついたwwww アメリカ選手が使うYZ10を
イメージして使用してみます。ちなみに上の箱はすべてチタン製の
ターンバックルですが、コレでも減ったんだぜぇw


トライアル的に、このボールを使用してみます。

非常に地味なパーツですが、ロッドエンドに圧入するボールを
現代のバギーパーツに置き換え。こちらヨコモ純正であるのが
何とも意味合いと歴史が繋がった感じで、感慨深いですね。

ヨコモ製5.8㎜ボールも、純正でもたくさん種類が有りました。
初期の頃の鉄製から、ワークス91./93頃のメッキ品。そして軽量パーツの
削り出しにゴールドタイプのツバ付きタイプ。変貌するシーンあわせて
細かいパーツでも進化してますが、ココは30年進化させてみましょう。



純正ボール

ワークス91/93の頃のメッキ品です。コレが作動が軽く見た目も良くて
一般的ですが、ちょっとガタが多いかな。軽量パーツのアルミ製は
確かに軽いのですが、ガタが出るのが早くてホントレース向きな
商品でしたね。素人では差は判らないと思います(僕も判りませんw)


現行品

ほんの僅かに寸法が小さいだけで、十分使えます。
何よりボール表面の処理とサイズが素晴らしくて、少しきつめな
位のスルスル感。やや慣らしをしないとダメなくないですが、
ガタが無い作動は流石現代パーツですね。


ヨコモ純正5.8㎜エンド(当時モノ新品)と新品エンドの組合せ

5.8㎜エンドは新品で持っていましたストックを使用しました。
前記の現行ボールと組み合わせるとかなりの精度で、スルスルガタ無し。
あきらかにサス周りのガタが減少する事が予想されます。
リアは、5.8㎜と4.3㎜のハイブリットなので、内側に現行の
ロッドエンドを使用。これ知りませんでしたが、ヨコモ製の汎用パーツとして
今でも買えるんですね。 スルスル納得のロッド類


この車に立ちはだかる大問題に大いなる勇気で対応(大袈裟w)

この車かなりの使用感とヤレはありましたが、破損は無し....と
思いましたが、意外な所が破損していました。箇所的には
フロントバルクとアッパーデッキの連結部分。たぶん元の
アッパー自体の強度的余分がなさすぎで、クラッシュした際に
突っ張って破断したと思われます。

と、当時をどんなに推測してもパーツは蘇りませんので(笑)
諦めて自分で作る事にしました。そそこのYZ10のパーツは
そもそも数が少なくそして、オークション等ではとても高価。
この位なら自分で作製した方が早くて納得のモノが出来ます。
使用したのは1.5㎜のカーボン板(ABCホビー製)。純正が
約1.67㎜程と中途半端な厚みの為、材の選定で悩みましたが、
あまり厚い板だと万が一の際に、バルクにダメージが行きそうで
1.5㎜を選択。

製作は意外と簡単で、マスキングした板に取り付け穴を
先行して開けたら、外周部を極細マジックでなぞりそれをカットします。
以前は板にケガいてからカットしましたが、こちらの方法でも
精度的には変わりませんね。


ココまで約1時間♪ 上が加工したモノです。


まさか今の時代 糸鋸でゴシゴシ切っている人は(居たらすいません)
居ないと思いますが、僕の場合リューターの先端に極薄ののこぎり刃を
セットして大まかカット。その後ヤスリビットに変更して詳細仕上げ。
最後に外周を手作業で仕上げます。自作の考えながら作成するシャーシとかに
比べれば、型の有るコピーですからとても簡単。けど人や環境により
出来ない方も多いと思われ、ある種難関ですね。


言わなきゃ自作だってバレないかな(言ってますがw)


いきなり完成してますがwwww 全体的に黒とワンポイントのブルーで
チョットだけアソシ感(笑)を演出してみましたが、いかがでしょうか。
僕的には今までのスーパードックと違い、ちょっと未来的。
そうRC10に対する、RC10B2みたいな感覚ですね。時代もあってるし


フロントは気持ちダンパーが長い気がしますねw

海外版のどこかの記事で、最終のYZ10はB2/3同等のダンパー長だった
との記載から、アソシ製0.89インチ長だったのですが、気持ち長いかな。
作動自体は良好で、きちんとフルバンプもしますが、見た目のイメージとして。
コレ大事なんです。ホント


リアはドンピシャ(祝)

多分リアはスーパドックと同等の1.02インチ長がベストと思われますが、
少しだけ長い1.18インチ長のケースでもイイ感じ。むしろ1.02より
ストローク的に美味しい部分が多い気がします。精度もB4の頃の
モノなので全然良いですね。


あーコレ 走りますねw


メカも積んでなく、ましてや走らせてないのに走るとは何事と
お思いの方も居るでしょうが、沢山やっていると車作ってタイヤ付けて
机に置いた瞬間 大体わかる気がします(あくまで気w)

この車の場合、駆動系は殆どスーパードックですから、
変わり無さそうですが、小型化されたバルクと足回りから来る
スムーズさが目に浮かぶようです(あくまで思い込みw)

走行が楽しみですね(^^)





(*´ω`*)






寝ますw

コメント
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