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今回は、「 (18) 岩戸観音(いわとかんのん)」を描きました。
毒蛇の住む岩戸に坐ります。江戸時代に日本で創案されたと言われています。毒蛇の悪気も観音様の力で消滅することを表します。岩窟の中に端坐する姿で、「トカゲおよびマムシの、気毒の煙火の燃ゆるごとくならんも、かの観音の力を念ずれば、声に尋いで自ら回り去らん」とあります。
受験、恋愛成就、商売繁盛などの願いごと、悩みごとにご利益があると言われます。
⑱岩戸観音(いわとかんのん) 中国創出の観音菩薩です。蛇や蠍、蜥蜴など毒虫が住む岩窟の中で入定(瞑想)しているとされ、絵画などで岩窟の中で迷走している姿で表現されます。そのため岩洞観音、岩石観音の別名があります。岩窟で瞑想する僧侶の話は仏典に多く、その姿が採用されたと考えらます。
『法華経』普門品の四衆身の「優婆夷(うばい、在家の女性信者)」に対応し、「蚖蛇及蝮蠍、気毒煙火燃、念彼観音力、尋声自回去(蚖蛇及の蝮蠍、気毒、煙火燃ゆる、彼の観音力を念ずれば、声を尋ね自ずから回【かえ】り去る)」を具現化した観音菩薩とされています。 |
したっけ。