今や高齢化社会。老人があふれる時代に入りました。老人は邪魔者扱いか? と日が見たくなるほど、老人には暮らしにくい世の中になりました。
そこで、今日は「老」「考」「孝」という老人に係る漢字を考えてみたいと思います。
「老」
「老」の「匕(か)」以外の上の部分は長髪の人を横から見た形で、長髪の垂れている姿です。
老 → 図
髪が長く腰の曲がった老人が杖をついている姿
「匕」は「真」の旧字「眞」の上部にある形と同じで、人が転倒(てんとう)した姿で死者のことです。この場合は「死に近いこと」を表しています。つまり「老」とは、長髪の年老いた人の意味です。
匕 → 図
しりもちついて倒れた人の姿
この「老」に似た字に「考」と「孝」があります。この「考」と「孝」がよく似ているうえに、音読みも「コウ」で同じですから実にまぎらわしいものです。その「考」「孝」はどんな成り立ちの文字なのか説明しましょう。
でも混同も仕方がないほど、「考」「孝」はもともと近い字だったようです。
「考」
「考」は亡くなった父親のこと。だから「かんがえる」のほかに「ちち」の意味もあります。ちなみに亡くなった母親は「妣(ひ)」と言います。非常に落胆することを「考妣(こうひ)を喪(うしな)うが如(ごと)し」という言い方があります。
考 = 老 + 丂
→ 図
元は腰の曲がった老人の意。転じて、曲がりくねりつつ奥まで思い進む→かんがえる、つきつめる
丂 → 図
水面に浮かぶ浮き草。曲がる意。
そして「かんがえる」の「考」は学舎(まなびや)の意味の「校」と音が同じために生まれた意味だそうです。
「孝」
そして「孝行」の「孝」は、長髪の老人に「子」を加えた形で「子どもが老人によく仕える」意味です。つまり「おやおもい」の意味なのです。
孝 = 老 + 子
子が年老いた親を大切にする(孝行)
子 → 図
両手を広げた子供の姿
漢字の成り立ちには残酷なこともありますが、思いやりのある場合もあるのです。
したっけ。
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伸ばしかけた髪、ショートにしなくっちゃ^^!
庄司永健さん、俳優さんなんですね。
知りませんでした^^
まだ、老人じゃないでしょう。
はい、あんまり有名ではありませんが脇役として昔はよく出ていました^^
したっけ。
子どもがいっぱいだった昭和の時代をふと思い出しました。そういえば、スーパーに行ってもロマンスグレーのヘアスタイルの方が本当に多いですよ。
あの俳優さん、そういうお名前だったのですね~
そういえば庄司さん♪って言ったら・・・娘さん、「はなまるマーケット」に出てみえた方!
お話がシャキシャキして楽しい方だった~♪
(*^m^*)ムフ♪
文字離れしているから ドンドン漢字が記憶から消えて行ってまァっす!【≧q≦*】ヾブブッ
まさしく 「 老 」 まっしぐら!【 ̄へ ̄|||】ウーム
み~んな老人になっていくんだから、人ごとじゃない。
孝行したいです。
あれは娘さんだったんですか。全然知りませんでした^^
したっけ。
そんなふうに、ストレートに
言われると、言葉を失いますね。
>人が転倒(てんとう)した姿で死者のことです。
やだ・・・。
そうなんですねぇ。
・・はなこころ
みんな、老いに向かって生きている。
しょうがないですね^^
したっけ。
老いは避けられません。
安倍ちゃん! もっと老人を大事にしようよ^^
したっけ。
漢字は容赦してくれません。
でも、よくできていますよね^^
したっけ。