マイナ保険証で初診21円増 4月から患者負担、反発の声も 3/28(月) 17:26配信
マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」を4月から病院などで使った場合、患者が窓口で支払う医療費が増える。3割負担の人は初診時に21円、再診時に12円上乗せされる。マイナ保険証は政府が昨秋に本格導入したものの普及が遅れており、取り組みを促すために対応病院の診療報酬を引き上げるからだ。唐突な患者へのしわ寄せに反発の声も上がっている。
マイナ保険証は政府のカード普及策の一つで、患者の健康情報を治療に生かす「データヘルス」の基盤に位置付ける。医療機関で機械に読み取らせれば本人確認ができ、薬の処方歴や特定健診の結果を見て治療に生かせる。 |
マイナンバーカードの健康保険証利用「持ってきますか!マイナンバーカード!」編【紙兎ロペ】
■マイナンバーカードを持つメリットとは?
1.顔写真付き身分証明書として利用できる
2.健康保険証として利用ができる
また、保険証として利用していた場合、医療費控除も簡素化できます。2021年10月以降であれば、医療費情報を取得できるようになっているので、確認してみてください。
3.お薬手帳としても利用可能
4.コンビニで住民票などの各種証明書が取得可能
5.各種行政手続きのオンライン申請が可能
6.オンラインで確定申告に利用できる
7.マイナポイントがもらえる
2022年1月以降お買い物などに利用できる、マイナポイント付与キャンペーン第2弾が開始されます。
・マイナンバーカードの新規取得・原稿マイナポイント未申請者へ5,000円相当のポイント
・マイナンバーカードを健康保険証として利用登録すると、7,500円相当のポイント
・マイナンバーカードと公金受け取り口座を紐付けると、7,500円相当のポイント
■マイナンバーカードを持つデメリットとは?
1.盗難・紛失による個人情報漏えいのリスク
マイナンバー・氏名・住所・生年月日など、多くの個人情報が記載されています。
2.有効期限到来前に更新が必要
マイナンバーカードには有効期限があり、更新しなければ身分証としての効力を失います。
有効期限は20歳以上の方は発行から10回目の誕生日、20歳未満の方は5回目の誕生日までです。マイナンバーカードの更新は、有効期限に達する2~3カ月前からスマホやパソコン、郵送などから申請できます。カードの受け取りは、直接省庁もしくは出張所に行く必要があります。
さらに、マイナンバーカードの更新とは別に、電子証明書(公的個人認証サービス)の有効期限も更新しなければなりません。
3.電子証明書の有効期限は
・発行から5回目の誕生日
・マイナンバーカードの有効期限
のいずれか早い日です。
■今後予定されているマイナンバーカードの活用法
1.接種証明書としての活用
2021年12月20日に新型コロナワクチン接種証明書アプリが公開されました。ワクチン接種証明書(電子版)を取得するためには、マイナンバーカードの読み取りが必要です。マイナンバーカードをかざすことで、氏名や生年月日などの個人情報を自動取得できます。
2.運転免許証との一体化
マイナンバーカードの活用法として、政府は2024年度末までにマイナンバーカードと運転免許証の一体化実現を発表しています。マイナンバーカードと免許証が一体化することで、住所変更時も市区町村へ住所変更届けを出せば警察署への届け出が不要になります。さらに、免許更新時の書類提出やオンライン化された講習の受講で、スムーズな更新手続方法も予定されています。
政府はマイナンバーカードの普及に躍起になっています。メリットばかりを宣伝していますが、デメリットもあります。
紛失盗難や役所からのデータ漏れの心配があります。役所のセキュリティーの甘さは既に証明済みです。
さらにここへきて、目玉であった健康保険証に利用すると窓口負担が増加するというのです。
取り組みを促すために対応病院の診療報酬を引き上げるからです。
22年4月の診療報酬改定により、マイナ保険証で受診した患者の情報を活用した医療機関は1人につき月1回、初診時70円、再診時40円、薬局の調剤時30円の診療報酬を受け取れるようにした。公的保険で医療費の負担が3割の患者は、初診21円、再診12円、調剤9円の追加負担が生じる。
マイナ保険証を導入した病院では、マイナンバーカードに紐づけしていない患者も同様に負担増となります。
これでは本末転倒です。利用者負担が減るのではなく増えるとは驚きです。
厚生労働省のウエブページにはこんなメリットが載っています。
ここには診療報酬があがるとは書いてありません。
メリットといっても患者側には大してメリットとは思えません。管理する側のメリットばかりです。
しかし、病院側もマイナンバー保険証に対応するシステムを構築する必要があり、費用がかかります。
顔認証付きカードリーダーは、医療機関及び薬局に無償提供(病院3台まで、診療所等1台、薬局1台)されます。
それ以外の費用として、下記の費用は補助があります。
- マイナンバーカードの読取・資格確認等のソフトウェア・機器の導入
- ネットワーク環境の整備
- レセプトコンピュータ、電子カルテシステム等の既存システムの改修等
受付機だけ無償提供されても、読み込んだ後のデータの処理にはそれに合わせたシステムを作らなければなりません。
そのために利用者負担が増額されるのです
第一段階の保険証の紐づけで、化けの皮が剥がれました。
さらに、順次色々なものが紐づけされて行けば、同じようにシステムの改築を余儀なくされます。
費用はかさみ、国民負担は増え、マイナンバー利用者はますますは管理されていきます。
健康保険証、銀行口座、運転免許証などの紐づけは慎重に考えてから行いましょう。
身分証明相として役所と紐づいているだけで十分だと思います。
#NO WAR #STOP PUTIN
#StandWithUkraine
■昨日のアクセスベスト3
ろくな制度じゃあないですよね。
登録に加わらない診療所も有るのが救いです。
余計なものを紐づけるたびに国民負担が増えるんじゃ何のためのカードなんでしょう。
身分証明書だけでいいですよ^^
したっけ。
国民に負担を強制するのはおかしいですよね。
国民の生活を優先した導入をしてほしいです^^
こういうことを平気でするんですよ。
化けの皮が剥がれました。
国民のためでないことは明確になりました^^
したっけ。
マイナンバーカード保留してます^^
保険証と紐づけた病院の診療報酬が値上げで国民負担が増えるって、何のためのカードなんでしょう^^
したっけ。